2011年10月31日月曜日

ラッパーのホモフォビア発言

先週あるラッパー(結構有名・・・)が、Twitter上でホモフォビアとも取れるツイートをしてました。
ボクはその発言を見て「あ、炎上するかも」と思ったのですが、実際はむしろ逆。そのラッパーの
取り巻きやファンが、そのツイートに同調するような事を言い出す始末でした。
ボクがそのツイートを見た時点でメンションしておくべきだったなと、今は罪悪感・・・

ただ、ラッパーがこういった差別発言をするのは、特別珍しいことではないです(残念ながら)。
かの有名なパブリック・エネミーのチャック・Dでさえ「ゲイは生物学上おかしい」みたいな発言を
してた位なので。ちょっと前だとエミネムがエルトン・ジョンを中傷したり(後で仲直りしてましたが)、
日本でも超有名なラッパーが口滑らした事とかありましたからね。

ロックやテクノの世界ではそういった発言はほぼ皆無なのに、なぜラッパーになるとこんなに多く
なるのか、随分前から不思議です。ラップの世界は基本マッチョな世界なので、そういった態度が
格好いいと思われてるのでしょうか。マジでホントに謎。

SIMI LABみたいにマイノリティの立場をレペゼンするラッパーが増えてる中で、同じマイノリティ
である同性愛者を差別するラッパーが普通にいるって、何か不健康な感じがします。
HAIIRO DE ROSSIあたりが、シーンの内部からこの辺を糾弾してくれると一番良いのですが。

2011年10月30日日曜日

MACCHO, NORIKIYO, 般若 & DABO - Beats&Rhyme

なんか唐突にすごいコラボ曲キタよこれ、めちゃくちゃ格好いい!



MACCHOと般若はよく絡んでますけど、他の2人(特にDABO)は意外な組み合わせ!
この4人を並べて見ると、NORIKIYOがなぜかナードに見えるという笑。

『"The Exclusives" - Japanese Hip Hop Hits Vol.2』というMIXに入ってる曲みたいですね。
発売元のManhattan Recordsで情報を探してみたんですが、まだ詳細はアップされてない模様。
タイトルからして、おそらくこのMIXの続編でしょう。

個人的には般若verseが最高!「あゆは浜崎 パンはヤマザキ 長淵生まれ ヒップホップ育ち」
とか、正に般若なパンチライン!PVではV-Neck着てるし、なぜかRECシーンでは上半身裸だし。
他の3人も個性の強いラッパーですけど、その中でも存在感が異様というか「別格」。

PVも安心のghettohollywoodクオリティ。もう日本語ラップのPVは、全部ghettohollywood製作で
良いんじゃないかと思いまふ。トラックについては記載がないので誰が作ったか分かりませんが、
こちらも素晴らしいっす。

こんな豪華なメンツが揃った曲は、去年のAnarchy・Rino Latina II・漢・Maccho「24 Vars To Kill」
以来ですね。REMIXも「24 Vars To Kill」並みの祭りになるかな?

2011年10月29日土曜日

本日、今夜が田中面舞踏会@恵比寿リキッド!!



Twitter上でのちょっとした有名人、今夜が田中山ビデ(@konyagatanaka、通称コンタナさん)が
主催(?)のパーティー「今夜が田中面舞踏会」が本日、恵比寿のリキッドでついに開催!

「田中山ビデって誰?」「コンタナって何やねん」と思う方も当然いるかと思いますがこのイベント、
出演者が超豪華です。AKLOにCherry Brown、ナオヒロック(!)にILLICIT TSUBOI + ILLREME
SESSION、そして極めつけはPUNPEE from PSG!何でこんなメンツが集まったんだ笑。

そういえば、結構前にPUNPEEがDOMMUNEでDJをした時に「コンタナ=PUNPEE説」が浮上して、
それをPUNPEE本人が「コンタナって誰だよ!」ってシャウトして自ら否定した時がありましたね笑。
コンタナはPUNPEEじゃないと。いや、本人だから出演してるのか??もうよく分かんねえ!

各種割引があるそうですが、とりあえず「田中面」という仮面をつけてるか、名字が「田中」の人は
500円割引みたいです。詳しくは、以下のtumblrをチェック↓

T.R.E.A.M. tumblr.

ちなみに「T.R.E.A.M.」は、「Tanaka Rules Everything Around Me」の略みたい。
元ネタはWu-Tang Clan「C.R.E.A.M.(Cash Rules Everything Around Me)」ですね。

何というか、Twitterとかネットの世界からこういう奇妙なイベントが起きるの面白いですね。
AKLOがブログに書いてましたが、「あまりにも新しい匂い」がしてる。色々と謎すぎるし!

本日夜の予定が空いてる方は、ハロウィン・パーティーも兼ねて参加してみては如何かと。

2011年10月28日金曜日

Sir Michael RocksとSmoke DZA、Jetlife入り!

Sir Michael Rocks 『Premier Politics』

The Cool KidsのMC・Sir Michael Rocksが、Curren$yや
Trademark da Skydiverの所属してるJetlifeとサインした
みたいですね↓

Curren$y Signs Sir Michael Rocks

JetlifeとSir Michael Rocks、かなり相性良さそう!

正直Cool Kidsの1stはあまり好みでなかったのですが、
Sir Michael Rocksのミクステ『Premier Politics』には正直
やられた。Cool Kidsの2ndも聞いてみようかな。


んでこのエントリー書くのにJetlifeのHP見てたんですけど、Smoke DZAがJetlifeのメンツに入ってない・・・
てっきりスモーカー同士つるんでるのかと思ってたんで意外だなーと思ってたら、こちらも最近サインした
模様です↓

Curren$y Signs Smoke DZA To Jet Life Recordings

てか、今まで結構共演とかしてたのに、なんでサインしてなかったんだ笑。Jetlifeイイネ!

2011年10月27日木曜日

KENTZ - Crazy Feat. GEN, SALU

KENTZのミクステ『KiDULTHOOD』からの2ndカット。



なかなか格好いいな。トラックとかフックの感じは、この前のYoung Lみたいですね。
ミクステはこの曲を聞く限りだと、いわゆる「クラウド・ラップ」な感じに仕上がってそう。

リリースは10月31日らしいです。ただブログを見てると、当初は3月にリリース予定だった
みたいなんで、また延びたりしないかちょと心配ではあります。

作品としての出来は、Cherry BrownがTwitterで「ホントにこれタダで出しちゃうの?」的な事
言ってたくらいなんで、かなり期待してます。

2011年10月26日水曜日

Waka Flocka Flame - Lebron Flocka James 3





















『Lebron Flocka James』シリーズの最新作。これまではWaka Flocka Flame一人でしたが、
今作はBrick SquadからSlim DunkinとWooh Da Kidも参加。Brick Squadは先週、Frenchieと
Wooh Da Kidのミクステも出してましたね。ハードワーク、ビガップ!

Wakaはこの『Lebron Flocka James』シリーズの他にもバスケのユニフォーム着たミクステを
出してたりするんですが、バスケ好きなんでしょうか。ちなみにタイトルの元ネタは、NBAの
人気選手Lebron Jamesですね。そのまんまですが。ジャケのユニフォームもちゃんとLebronの
所属チーム「マイアミ・ヒート」に合わせてる。

内容もかなり格好いい!3MCのハードなラップにテンション上がります。
珍しくオート・チューン使ってる曲もありますね。
トラックはSouthsideというトラックメーカーのモノがほとんど。Wooh Da Kidのミクステにも
かなりトラック提供してましたが、短期間で一体何曲作ったんでしょう。凄っ。

WakaとSlim Dunkinのコンビはやっぱいいなー。この二人は『Twin Towers』というシリーズの
ミクステも出してて、こっちもメチャクチャ格好良いです。

さすがにBrick Squadは勢いありますね!ただボスであるGucci Maneは塀の中・・・

2011年10月25日火曜日

「本を売るなら」→「旧譜を買うなら」ブックオフ?

ボクがブックオフに行く時は、大抵DVDか本・マンガを売る(要はお金がない)時です。
ただ、最近たまにそれ以外の時もちょこちょこブックオフに通ってます。

「一体何してんのよ」って買い物に決まってるんですが、CDの500円均一のコーナーだけを
重点的にチェックしてます。普通の中古CDコーナーよりも意外なのが埋まってたりして、
なかなか面白いです。単純にお金がない、というのもありますが・・・

この間もちらっと家の近所のブックオフでチェックしてたのですが、異様な程90~00年代の
USヒップホップが充実してました。覚えてる範囲では、Dr. Dre『2001』、Nas『It Was Written』
『I am...』、Busta Rhymes『The Coming』、Wu-Tang Clan『Wu-Tang Forever』『The W』、
Missy Elliott『This Is Not A Test』、Outkast『Speakerboxxx/The Love Below』、等々。
あ、あとIce Cubeのソロアルバムはほぼ全て揃ってました。N.W.A.もあったな。

想像するにその辺に住んでいたヒップホップ好きの兄ちゃんが、引越しか何かで手持ちの
CDをそのブックオフで処分したのでしょう。ディスクユニオンでの方が高く売れそうですが、
なぜにブックオフを選んだのか。

そういえば会社の先輩で、ちょっと家を空けてる間に持ってたCD3000枚をオカンに処分された
残念な人がいました。そういう恐ろしいケースも考え得るな・・・

2011年10月24日月曜日

『V フォー・ヴェンデッタ』とウォール街の占拠運動


映画やコミックは見たことなくても、このマスクに見憶えが
ある人は多いのではないでしょうか。

『V フォー・ヴェンデッタ』。コミックは1988年にDCから発刊、
映画版はナタリー・ポートマン主演で2006年に公開されて
ます。映画版もそこそこ面白いのですが、設定がちょこっと
変わっていたりするので、個人的には原作のコミックの方が
オススメです。

核戦争後のイギリスを支配するファシスト政府に対して、
コードネーム「V」と名乗る謎の男が革命を目指して攻撃を
仕掛けていく、というのが大まかなあらすじです。

原作はアラン・ムーア。『ウォッチメン』の原作で有名ですね。
冷戦真っ最中に書かれたせいか、どちらも「核戦争」が背景
にあるのが面白いですね。ボクはこの時代まだ全然ガキで、
気がつけばソ連もベルリンの壁も崩壊してました。なので
この辺りのリアリティは掴めませんが、興味深いですね。

で、最近ニュース等でこのマスクをちょこちょこ見る機会があります。最近だとNYのウォール街の占拠
Occupy Wall Street)でこの仮面を被った人がいましたね。東京での同様の運動にもいました。
他にハッカー集団「Anonymous」のメンバーも、この仮面をシンボルとして使ったりしてます。

このマスク自体はガイ・フォークスというテロリスト(?)のマスクなのですが、ウォール街や東京の人、
Anonymousが意識しているのは、コードネーム「V」の方で間違いないですね。「V」は常にこのマスクを
被って、決して素顔を見せません。

「V」が目指す革命は「アナーキー」、原作によると指導者のいない「自発的秩序の状態」です。ちなみに
原作者のアラン・ムーアもアナキストですね。ただ、これとは別に「全て彼ら次第だ」という台詞もあります。
「彼ら」とはイギリス国民の事ですね。「アナーキー」状態だけが選択肢ではなく、ファシスト政府に代わる
新しい指導者・政府を選ぶことも選択肢の一つであり、その選択は「全て彼ら次第だ」と。

「Anonymous」は、単に革命のシンボルとしてこのマスクを使用しているのだと思います。
ただウォール街や東京でこのマスクを被った人は、作中の「全て彼ら次第だ」というメッセージを表した
かったのだと思います。つまり、「政府でなく、自分達がこの国の未来を決める」。その象徴として、
このマスクを被っていたのではないでしょうか。

作中では「V」の行動が最終的にどのような結果となったか、はっきりと書かれていません。
暗闇のハイウェイを男が歩いていく場面で終わります。現実では果たして、どうなるか。

2011年10月23日日曜日

映画『ジ・アベンジャーズ』トレイラー公開(されてた)!

マーベルの最終兵器『ジ・アベンジャーズ』のトレイラーが公開されてた!
ヤバす!ヤバす!ヤバす!



今日PSGのPUNPEE(@PUNPEE)がツイートしてて知りました。
結構前(10月11日)に公開されてたんですね(汗)。全然知らんかった!

アイアンマン、ハルク、ソー、そして現在公開中のキャプテン・アメリカ!
ハルク役がエドワード・ノートンじゃなくなってるのが残念ですが、まあしょうがない。。

パッと見た感じではアイアンマン中心にストーリーが流れていく感じでしょうか。
本来ならばキャプテン・アメリカがリーダーのはずですが。
ソーの弟、ロキも登場してましたね。どういう風にストーリーに絡んでくるか楽しみ。

あと注目は、ホークアイ役のジェレミー・レナー。『マイティ・ソー』にもちょっとだけ
出演してました(見てる時は分からなくて、後で知ってびっくりした)。
『ハート・ロッカー』『ザ・タウン』での演技が最高だったので、超期待。

もうこんだけキャラクターが出てくるだけでお腹いっぱいなので、後は適当にド派手に
やってくれれば個人的には問題ないです!

2011年10月22日土曜日

Noel Gallagher's High Flying Birds - S/T




















いやー、聞いちゃったというか買っちゃった。

自分はオアシスが海外の音楽を聴き始めるきっかけだったんで、
やっぱりこのアルバムは無視できなかったっす(BDIはシカトしたけど)。

曲の粒はオアシス初期の頃のクオリティには及ばない(当たり前)にしても、
アルバム1曲目の「Everybody's On The Run」や先行曲の「If I Had A Gun…」、
「(Stranded On) The Wrong Beach」とか、結構いい曲揃ってる。

アルバム全体を通してもオアシスの3rd『Don't Believe The Truth』のような、
いかにもノエル兄貴が好きそうなテイストで統一されていて全然悪くない。
派手さはないにしても、むしろ渋くてオレ好み。

「兄貴、やっぱりこういうのがやりたかったんだなー」としみじみ。

1回目に聞いた時はかなり地味で物足りなくて「やっぱ兄弟揃って無いと・・・」とか
思ってたんですが、聞きこむ毎に良く聞こえてくる。

「最高」まではとても言えませんが、普通にいい。これが兄貴の底力か。

少なくとも「空飛ぶウンコ(by リアム)」ではなかった。

関連エントリー:
ノエル兄貴の新曲を聞いた!/ Noel Gallagher's High Flying Birds - The Death Of You And Me
Noel Gallagher’s High Flying Birds - If I Had A Gun

2011年10月21日金曜日

Fiend - Smokin' Champagne





















Fiendの今年に入って3作目(!)のミクステ。頑張るな―。

客演は、Big K.R.I.T.やCornerboy P等々。Cornerboy Pはこの前のミクステ良かったですね。
他にも何人か参加してますが、正体掴めず・・・JetLife関係のラッパーかな?

トラックは90年代っぽい、甘いメロディアスなモノが多め。そこに低い声のFiendのラップが
重なってとてもイイ感じ。今年出たミクステ2本も良かったですけど、一番好きかも。
ジャケやミクステのタイトル通り、「大人の余裕」を感じますね・・・!

FiendってもともとMaster Pの「NO LIMIT」所属だったはずなんですが、Curren$y辺りと
絡んでる間に、すっかりJetLifeな(スモーカーな)イメージになってますね。
結構ハマってると思うので、このまま「ihiphop」辺りからアルバムリリース希望。

2011年10月20日木曜日

SIMI LAB - Uncommon from "Page 1 : ANATOMY OF INSANE"

SIMI LABの1stアルバム『Page 1 : ANATOMY OF INSANE』から「Uncommon」アップ!



いやいやいやいや、これは危険。とんでもないもんぶっ込んできた!

OMSB'Eats→MARIA→QN→DyyPRIDEの順でマイクリレー、完璧。
しかも全員ラップ上手くなってるよ・・・個人的にはOMSB→MARIAの流れが好き!

トラックはQNかと思いきや、WAH NAH MICHAEL(OMSB)。前に何個かフリーのトラック集を
アップしてて良かったけど、こっちも負けず劣らず格好いい。不穏なベースラインにそそられる。
ライターの火を灯しながら、暗闇の中でラップするPVが更に不穏さを煽ってる。いいね。

普通って何?常識って何?
んなもんガソリンぶっかけ火付けちまえ

フックのリリックですが、これは「ele-king」でのSIMI LABの記事『異邦人たちの夢』を読むと
分かりやすいですね。マイノリティの立場から、社会への違和感の表明。

そしてそんな曲がアルバムからの1stカットであることも、間違いなく確信犯でしょう。
SIMI LABからボクらへのメッセージであり、強烈な先制パンチですよ、これ。

アルバムもヤバいこと間違いなし。期待しすぎても足りない。

2011年10月19日水曜日

WAX - FIVE / MPC from "DJ LIKEST - AIRTIGHT SERVICE"



SD JUNKSTAの曲者、WAXの最新PV。

この2曲はDJ LIKESTのMIX『AIRTIGHT SERVICE』に収録されてます。

このMIXは他にもNORIKIYOやBRON-K、OJIBAHにTKCも参加してるんで、
SD JUNKSTAのファンは迷うことなく買うべき一枚!

いやー、しかしWAXヤバい。SD JUNKSTAの中では3枚目キャラになってますが、
毎度かなりスキルフルで変則的なラップかましてる。リリックも面白いし。

これとか↓



ソロ作『神成り』も良かったし、同じSD JUNKSTAのKYNとの『WAX-N-KYN!』も良かった。
RAU DEFが注目されるきっかけになったPSGのリミックスにも参加してたな。

SD JUNKSTAはNORIKIYO、BRON-K、DJ ISSO辺りが注目されがちな気がしますが、
WAXの動きにも要注意っす。

2011年10月18日火曜日

MINT - Dance (ケツ)

ミンちゃんこと、MINT(@minchanbaby)がBig Seanの「Dance(A$$)」をジャック!
このジャックはてっきりCherry Brownがやると思ってた!



中盤辺り、Big Seanのフロウを再現してるのがスゲー。
MINTってラップがどうこうっていうよりも、とにかくキャラ立ちしてるラッパーって
印象を勝手に持ってたんだけど、完全に覆った。すんません(土下座)。

しっかし、「ケツ」「ケツ」「ケツ」「ケツ」って連呼するコーラス部分は最高!
Big Seanの「Dance(A$$)」の方も「Ass」「Ass」「Ass」「Ass」って連呼してるから、
フロウだけじゃなくリリックも忠実にトレースしてるんか。素敵。

というか、これまでトラックがとにかくカッコいいから全然気にしてなかったけど、
これ、よくよく考えたら相当なバカ曲やん!

2011年10月17日月曜日

Mac Miller - I Love Life, Thank You





















放課後ラッパー、Mac Miller君が最新ミクステを唐突にドロップ!
上のジャケ写をクリックでDL先に飛べまっす。

Mac Miller君のTwitter(@MacMiller)フォロワー100万人突破記念らしいですね。

これまでも10万人単位でフォロワー数が増えた時はフリーDLで曲を発表してましたが、
今回はサプライズ的な意味合いを込めてミクステにしたようです。さすがや!
本人も「ミクステびっくりした?」みたいなドヤツイートしてて思わずこちらもニヤニヤ。

ミクステの内容ですが、さすがに急遽作った感があります。音質イマイチなのも、ちょっと残念。
前2作と比べるのは野暮かな。それでもゲストにタリブ・クウェリ&バンBを迎えてて豪華。
iTunesに入れた時、「ジャンル」が「Road 2 A Million Fans」ってなっててワロタ。

でもこういうのサクッと作って出しちゃうのは、やっぱすげー。
USラップのミクステ文化はこういう所が面白いし、追っかけてて興奮しますね。

もっと作り込んだであろうデビュー作『Blue Slide Park』への期待が嫌でも高まる!

関連エントリー:Mac Miller - Face The Facts (prod. DJ Premier)

2011年10月16日日曜日

10/15 THE MATSURI SESSIONライブ・レポ

昨日のエントリー通り、行ってきましたよ。THE MATSURI SESSION。

前売り券は完売、立ち見のお客さんもかなりの数いて、大盛況でした。
場内撮影禁止だったので、写真がないのが残念。

自分の席ですが、前から2番目のブロック前方というかなりの好位置!
ステージ丸見えでかなりウホウホ。

ライブは、まず1組目はZAZEN BOYS。
選曲は1stと4thからがほとんど。演奏内容も、ぶっちゃけて言えばこれまで通り。
「Cold Beat」中盤のブレイクの所は、相変わらず変態過ぎて笑ったけど。

前に単独で観た時のマンネリ感が払拭されたとは思わないけど、「Asobi」が
ハウス→ファンクになる展開とか、リフ中心のグルーヴィーな新曲「おでん」は
かなりシビれた。もう変拍子の曲とか要らないかも、って思ったり。

次に、KIMONOS。
ZAZENのライブ終わりから普通にレオ今井が入ってきて、軽くサウンドチェックして
そのままライブスタート。向井さんは、なぜかKIMONOSだと絶対ハットを被る。謎。

前半は向井+レオの2人で、後半からはドラムにGREAT3の白根さんが入っての
バンドモード。どっちも格好良かった!個人的には前半が最高だった。

レオ今井がMPCとシンセを使い倒しながら、Voもかなりの部分を担ってた。
向井さんはギターに専念って感じ。正にレオ今井無双。「Yureru」が特に良かった。
KIMONOSは今後も続くのだろうか。出来れば続けて欲しい。

最後に、向井秀徳アコースティック&エレクトリック。今日の個人的な目玉。

なんと、選曲の大半がNUMBER GIRLの曲!「Frustration in my blood」、「TATOOあり」、
「Young Girl Seventeen Sexually Knowing」、そして「OMOIDE IN MY HEAD」!
「透明少女」のイントロだけ演奏して「これオレのパートじゃない」って言って場内爆笑したり
(イントロのギターは田淵ひさ子のパート)。

ラスト2曲は、「ふるさと」と「自問自答」。



NUMBER GIRLの曲で盛り上げた後「ふるさと」を歌うのは、向井さんの震災や被災者の
方々への思いを表している気がします。会場では被災者の方への寄付のためのTシャツ
も売ってました。

そして最後の「自問自答」。久しぶりに聞いたけど、やっぱすごい曲だわ。
アコエレだとギターとVoだけだから、歌詞が際立って聞こえる。
座って聞いていた観客も総立ちになって、アコエレ終了。

アンコールを求める声が鳴りやまない中、ステージにマイクが5本立てられて、ZAZEN+レオが
ステージに再登場。またまた大歓声。

ただ楽器がギター1本しかないので、何をやるかと思ったら、まさかの「安眠棒」を5人で
ボイス・パーカッションで熱唱!結構細かいアレンジもちゃんとやり切ってた笑。
これを5人で練習してたのかと思うとアホすぎるけど最高!会場は大盛り上がり。

次に、向井さんがギターを持っての「KIMOCHI」。要はこれです↓



これまた全員ガチで大熱唱。ドラムの松下敦が意外と声出ててびっくり!
ますます盛り上がったまま、アンコール終了。終了時の野音の盛り上がり凄まじかった!

いやー、ホント楽しかった。特にNUMBER GIRL時代から追っかけてる人にとっては、
たまらないイベントだったのではないでしょうか。
ボクはあまりに楽しくて飲み過ぎて、家に着いた時にはベロベロでした。

またこういうコンセプトのイベント、やってほしいっす!

2011年10月15日土曜日

本日、THE MATSURI SESSION @日比谷野音!

当日のライブ・レポはこちらへ↓

■10/15 THE MATSURI SESSIONライブ・レポ


今日(10/15)は、これに行ってきます↓



向井秀徳アコースティック&エレクトリック・KIMONOS・ZAZEN BOYSと、向井さん出ずっぱり。
こんなに歌って、喉は大丈夫なんでしょうか。。

ZAZEN BOYSは昨年末の単独、KIMONOSもその時にKIMONO BOYS(ZAZEN+レオ今井)
として観れたので、今回の楽しみは向井秀徳アコースティック&エレクトリックです。

アコエレのライブは、大学生の時に一度今は無き心斎橋クラブクアトロ(涙)で観たのですが、
これまでの人生で最も良かったライブの一つです。

時間にして3時間弱、NUMBER GIRLの曲もやってました。

NUMBER GIRLはライブ観れないまま解散してしまったので、ちょっと泣きそうになったり。
「Young Girl Seventeen Sexually Knowing」をやられた時はヤバかった!
ZAZEN BOYSの曲も、アコエレ用にかなりアレンジを変えていて面白かったです。

客も関西特有のノリで、向井さんを煽りまくってた。
横で兄ちゃん(タトゥーびっしり)が、しきりに「向井君、一杯呑もう!」と言ってましたね。
関西(というか大阪?)と関東(というか東京?)のライブのノリ方は本当に全然違う。

まあとにかく、久々に正攻法の向井さんを生で聞けるのは楽しみです!

あとZAZEN BOYS。前回の単独で観た時に感じたマンネリ感が解消されてるか、
正直かなり心配。「バンド4人だけでやる」ってコンセプトはやっぱ限界ある。。

天気予報が思いっきり雨なのも心配・・・↓

NHK:西日本~東北 非常に激しい雨に

2011年10月14日金曜日

Nas - Nasty from "LIfe Is Good"



来るべき新作『Life Is Good』からのビデオ、我らがNasty Nas!

ラップもトラックもビデオも最高。トラックが超オールドスクールでびっくらいこいた!
あとやっぱりこの人は、ストリートを闊歩する姿が最高に格好いいすな。
アルバムのリリース日はまだ決まってないみたいですけど、これは期待大。

しかしアルバムタイトルが『Life Is Good』て、明らかに色々と狙ったタイトル。
でも超大名曲「Life's a Bitch」のリリックを改めて見返すと、やっぱり泣けますね。

Life's a bitch and then you die
that's why we get high 
Cause you never know when you're gonna go

人生はクソだ、どうせみんな死んじまう
だからオレ達はハイになる
だって、いつ死んじまうかなんて誰も分かりゃしないんだから

こんな刹那的なリリックを書いてた頃から一転して「人生はいいもんだ」になる、と。
展開がプロレス的と言えばそうですが、それでもイイ。

こういう瞬間に立ち会えるのは、一人のリスナーとして最高に幸せです。

2011年10月13日木曜日

ZONE THE DARKNESS - Sweet Flavor



ZONE THE DARKNESSは、UMBでRUMIさんとバトルした時のラップがあまり好みじゃなくて、
これまでちょっと敬遠してたんですよね。Twitterは面白いからフォローしてたけど。

でもこの曲はカッコいい!ビデオも良いなー。
結構リリックがハードコアで驚いた。日本語ラップ特有の観念的なトコもなくてオレ好み。

そういえば、最近こんなことつぶやいてた↓
何か心境の変化でもあったのでしょうか。











この曲、今年出たミニアルバム『ロンリー論理』に収録されてるみたいですね。
タワレコで1回試聴してパスした記憶があるけど、もう一回こっちもチェキっとこう。

途中で佐々木希の写真集を読んでるとこと、雑誌に載ってる嵐のニノのクビを掻っ切るとこの
対比がオモロい(ZONE THE DARKNESSは佐々木希の大ファン)。

あとこのビデオ、東京・上野にあるCASTLE RECORDSというレコ屋がやっている、
その名も「CASTLE FILM」というクルーが作成したものらしいです。

こういう風に、レコ屋が販促以外の面でアーティストをサポートするのはいいですね。
恵比寿のwenodも、独自のインタビュー記事を載せたりしていて素晴らしい。

つかZONE THE DARKNESS、ラッパーには珍しいタイプのイケメンだな。
読モにいそうな感じの。

2011年10月12日水曜日

10.9脱原発デモ『怒りのドラムデモ』レポ(的なもの)



10/9に恵比寿~渋谷にて行われた「怒りのドラムデモ」、ボクも参加してきました。

デモの様子は上の秋山理央さん作成のビデオを見てもらえれば一発で分かりますが、
とにかく怒りのドラム隊がハンパない!スタートからゴールまで、街頭からの注目度が
通常のデモ以上にあったように思います。

ドラムマシンで参加の猛者

ただ全員が打楽器を持参したわけではなく、プラカード
持参の人も半分くらいは居たように思います。

自分もプラカードで参加したのですが、実は数秒ほど
デカデカと上のビデオに写ってます(どこかは秘密)。

まずは怒りのドラム隊で注目を集める→プラカードや
シュプレヒコールで主張を伝える、というやり方は、
なかなか上手く行ったのではないでしょうか。

参加者も主催者発表では1000人超、朝日新聞にも
取り上げられましたし。


1つ残念だったのは、ゴール前の宮下公園近くの歩道橋から、空き缶の入ったビニール袋を
投げ込んできた人がいたこと。ボクの目の前に落ちました。

反原発・脱原発という主張やデモ自体に異論があるなら、デモ隊に直接「言葉で」主張すれば
良い訳で、安全圏から悪意を撒き散らすのは違うでしょ。あとそもそもこれ、軽く犯罪。

まあ、こういう嫌な思いもする覚悟でデモに参加してるので、これくらいじゃ挫けません。
つーか、挫ける訳ないでしょ。

このブログをどれだけの人が見ているか分かりませんが、もし原発や放射能、東電や政府の
対応に対して不安や怒りを覚えている方がいらっしゃれば、一度デモに参加してみて下さい。
一緒に歩いて、意思表示しましょう。

最後に、デモ中に撮った写真を幾つかアップ!

        NO NUKESフラッグ。売上はカンパへ。                 恵比寿周辺。ポカンとしてた人多数。


         渋谷空スクランブル交差点。凄い人!                 神宮通公園でゴール。お疲れ様でした。

2011年10月11日火曜日

Young Hastle - Workout(remix) Feat. 般若 & SHINGO☆西成

Young Hastleの最新EP『THIS IS MY HUSTLE REMIX EP』からのPV。
客演は昭和レコードから、般若とSHINGO☆西成を召喚!



久しぶりにPV見て爆笑しました。特にヤンハスのヴァース。
トレーニング器具とかプロテインの銘柄まで紹介してるとこは新しすぎる。
TVショッピングみたい。

般若もSHINGO☆西成も自分の色出してますけど、やっぱりヤンハスが圧倒的。
ただの筋肉&トレーニング自慢がここまで面白いとは・・・!

しかし3人とも鍛えてるなー。
あとSHINGO☆西成が意外と大きくない事が判明(もっとデカイと思ってた)・・・

ヤンハスといえば、去年のこれ。



これでV-Neck人口かなり増えたはず(多分)。
ここでもひたすらV-NeckのTシャツのことしか言ってない笑。

もう完全にキャラを確立した感ありますね。
ライブもかなりいいらしいんで、一度見てみたいです。

2011年10月10日月曜日

Youth Lagoon - The Year of Hibernation





















Fat Possumからまた一組。このレーベル、今年はYuckも当てましたね。
Yuckのアルバムは、今年のインディ・ロックのアルバムでは一番聞いてる(はず)。

Youth Lagoonと名乗ってはいますが、Trevor Powersという人が作曲から演奏まで
一人でやってるみたい。トレント・レズナー方式か。

Pitchforkでは、Modest Mouse『The Lonesome Crowded West』に例えられてますね。
確かにあの頃のModest Mouseに似た雰囲気は感じます。

いかにも宅録ぽいチープな曲もいいけど、やたらと壮大な曲があって、それが好き。
自分の想像上の「アメリカ」にぴったり当てはまる。

自分の中で「アメリカ」って、ひどく広大で不毛な荒野ってイメージがあります。
映画でいうと、コーエン兄弟の『ノー・カントリー』に出てくるような田舎。
そんな情景を思い起こさせるような曲が何曲かあります。

PVが公開されてる「Montana」も、そんな曲の一つです。
深いリバーブの中からドラムやハンドクラップが浮かび上がってくる終盤がいいですね。

2011年10月9日日曜日

DJ Shadow - THE LESS YOU KNOW,THE BETTER


DJ Shadowの5年ぶりの4thアルバム。
左が輸入盤で、左が国内盤のアートワーク。国内盤、いい仕事したなー。

個人的な感想ですが、3rd「The Outsider」はイマイチでした。

タクシーに乗って死にそうな目に遭った経験から、「生きてる内にやりたい事をやろう」と
決意したらしいのですが、逆にやりたい事やり過ぎてとっ散らかった印象でした。

ただ「ハイフィー」を世界中に広めた功績は、かなりデカイと思います。
日本でもCIA ZOO辺りがハイフィーなトラックでラップしたりしてましたからね。

今回のアルバムは、1st~3rdまでのアルバムの総集編(集大成?)のような感じ。
サンプリングで作った曲は、クレジット見た限りでは全体の半分くらいでしょうか。
「Border Crossing」でのドラム使いや、Voを丸々サンプリングした「Sad And Lonely」など、
名盤1stや2ndを彷彿とさせるような曲もあります。

正直言って目新しさは感じませんが、『Freeze』や『Product Placement』でのDJ Shadowが
大好きなボクとしては、1st・2nd期の作風が戻ってきたのは嬉しいです。
こんなやり方で音楽を作れるのは、この人とCut Chemistくらいですからね。

ディグの精神と、サンプリング・ターンテーブリズムの妙技。
これぞ古き良きヒップホップ・サイエンス。

最後に、先行で公開されてた「I Gotta Rokk」。トラックもかなりバカで格好いいですが、
PVがすごい!これはロックファンというか、メタルファン必見ですな。

2011年10月8日土曜日

『ザ・ファイター』挫折や失敗を経てこそ分かる物語


一応今年のアカデミー賞で主要2部門受賞してた
んですが、震災や原発など色々あったせいなのか
あまり話題にならないまま公開終了してましたね、
『ザ・ファイター』。

ボクは公開直後に観ました。池袋東急で観ましたが、
客が20人くらいしかいなくて、一緒に観た彼女と2人
愕然としてました。

ただ内容はすこぶる面白かった。
劇場で観なかったヤツは損したぞ!

ストーリーは超ざっくり言うと「『ロッキー』+家族愛」
みたいな感じですが、兄貴役のクリスチャン・ベールが
完璧にジャンキーになってたり、『魔法にかけられて』
でお姫様だったエイミー・アダムスが180度変わって
ビッチになってたり、アメリカにクラックが蔓延してた
時代をリアルに描写してたり、ディティールが冴えてた。

一番好きなシーンは、ドン底に落ちた2人の兄弟が這い上がる為にボクシングを再開する場面なんですが、
BGMがレッチリの「Strip My Mind」なんです。レッチリが幾度もボロボロになりながら復活してきたのを
思い出して、相乗効果で泣けてくる。音楽担当グッジョブ。

で、実はボクはこの手のサクセス・ストーリーは苦手でした。
どうせ最後はハッピー・エンドで終わるんだろうし何か安易だなー、とか小馬鹿にしてました。
今思い出すとあまりに中二病全開で恥ずかしい限り。

でも歳を取って、人並みに挫折や失敗を経験・繰り返してきた目で見ると、もうホントに全然違う。
これまでの自分の挫折や失敗があるからこそ、そうした境遇に置かれた主人公達に自分を重ねてしまう。
そしてそうした壁を果敢に乗り越えていく彼らの姿は、自分が現実に向き合う力をくれます。

「歳を取ると涙もろくなる」とか言いますが、こういうことなのかなー。
感情移入しちゃうポイントがどんどん増えていきますね。

『ザ・ファイター』、今週からレンタル始まっていて、もう既に借りて1回観てまた泣きそうになりました。
返却までにもう1回は観て、多分また泣きそうになる。

関連エントリー:池袋東急の閉館について、いろいろ

2011年10月7日金曜日

MASS-HOLE a.k.a. BLACKASS & DJ SEROW
- NUMBER SHOT VOL.4 SWEET SOUL BROS




















ちょっと前のリリースですが・・・

MEDULLAから、MCのMASS-HOLEとDJ SEROWによるMIX。
DJ SEROWは最近MS-DOSとしてもMIX出してましたね。ハードワーク。

MS-DOSではBack 2 BackでMIXしてましたが、今作はMASS-HOLEとDJ SEROWの2人による
2つのMIXが別々に収録されてます。各々の名前の頭文字から「side M」「side S」になってる。

まず、MASS-HOLEのMIX(side M)。
ヒップホップ・ジャズ・ソウル・エレクトロ等々、色んな音楽ごちゃまぜでシャレオツな感じ。
RAMB CAMPの「OUTLAW (HOW HIGH? 1978~2010)」の元ネタとか入ってますね。

こんな感じで原曲→元ネタの流れで聞くと、やっぱサンプリングって面白いなと思う。
「この曲のこんなとこ抜き出してたんだ!」みたいな。これぞヒップホップ・サイエンス。

次にDJ SEROW(side S)。
こちらはヒップホップを中心に、ソウルやR&Bが混ざったMIX。
ただ異色なのは、MIXの解説にある通り、曲のピッチを「敢えて」落としてMIXしてる所。
まったりした感じで時間が流れて、かなり気持ちいい~。めっちゃダラダラしたくなる。
そして実際ダラダラする。

全然関係ないけど、「ピッチの違う曲を上手くMIXする時はどうしてますか?」って質問を受けた
あるDJの回答が、「気合いで合わせる」だったのを思い出した。

関連エントリー:MS-DOS(SEROW-N-MICHIOSHKA) - FLIPSIDE

2011年10月6日木曜日

Method Man - World Gone Sour (The Lost Kids)

Wu-tang Clanから、Method Manの新曲。



さすがの安定感。いかにもウー一族って曲ですね。結局はこういうのも大好きという(苦笑)。
Wu-tang Clanからは一生卒業できない気がしています。
各メンバーのソロ作もコンプリート出来てないので・・・(コンプリートする気は満々)。

しかしこの前のウーのコンピに入ってないし、ソロアルバムの先行シングルでもないようなので、
「この曲何だろ?」と思ってたらアメリカのお菓子とのコラボ曲だったみたいです。















「Sour Patch Kids」というお菓子らしい。Facebookページありますね。
この画像ではぶっちゃけよく分かりませんが、PVの通りで人の形したグミ(?)みたい。

しかしなぜMethod Manとのコラボ。
担当者がウーの大ファンとかだったら胸アツ。

2011年10月5日水曜日

Drake - Headlines from "Take Care"

(おそらく)ここ1~2年で最も客演の数が多かったDrake。
2ndアルバムからの先行シングルのPV公開。タイトルは「Headlines」↓



いやー、やっぱカッコいいわ!ラップしてもフックで歌っても抜群。ホント声がいいですね。
「Thank Me Later」はかなり聞き込みましたが、今回もかなり期待できそうです。

ちなみに2ndアルバムのタイトルは『Take Care』。
発売日は10月24日で、アルバムのアートワークは既に公開されてます↓




















服装とか周りにある諸々のせいか、随分オッサン(というか成金)になったような・・・
オレの気のせいかな・・・石油王かなんかに見える・・・

2011年10月4日火曜日

Budamunk - Bombtree Mix Vol.1





















11月16日に1stフルアルバム『Blunted Monkey Fist』を発表するBudamunkによる、
DOGEAR RECORDSからの最新MIX。

Budamunk自身によるREMIX音源も入りつつの、完全ヒップホップMIX。
ここまで「ど真ん中ストレート」なMIXって、これまで出した事あったのかな。
個人的にはこういうの待ってました感!深夜に聞くとかなりハマる。

トラックリストはアートワーク裏に載ってるんですが、ユニオンとかwenodのサイト見ると、
なぜか全部「Untitled」になってる。権利的な問題なのかな。
ここで全部載せちゃうのも可能ですが、さすがに止めときます。

ところで、BudamunkってS.L.A.C.K.やMONJU辺りと結構仕事してるイメージあったんで、
ずっとDOWN NORTH CAMP所属だと思ってました。でもTwitterのProfileには記載ないですね。
Soul JugglerzやJazzy Sportはちゃんと記載ある。

でもDOGEAR RECORDSってDOWN NORTH CAMP周辺の音源を出してるレーベルなんで、
実際の所はよく分かんない。

最近MIX-CDばっかり買ってるなー。

関連エントリー:
Budamunk - Smoke Deep EP
DJ Killwheel a.k.a. 16flip - 301BACKYARD RIDDIM

2011年10月3日月曜日

J.Cole『Cole World: The Sideline Story』
全米初登場1位!

Mac Miller君(こちらは11月発売)と同様、今年最も期待されたデビューアルバムの1枚である
J.Cole『Cole World: The Sideline Story』が先月27日に遂に発売!

・・・まだ手元には届いてませんが。前祝いということで、ええ。

アルバム発売前に新しいPVもアップされてました、「Daddy's Little Girl」↓



先行シングルだった「Can't Get Enough」より全然いいじゃん!
こっち先行シングルにすれば良かったのに!こういうの待ってたよ。

XXLマガジンのレビュー見ましたが、「XL(5段階で4)」の評価もらってましたね。
個人ブログだと低い評価のものもありましたが、なかなか良さげ。

アメリカでの売上も1週間で24~25万枚程で全米初登場1位という、素晴らしい結果。
うむうむ、なによりですな。

てか早く聞きたい。

関連エントリー:J.Cole feat.Trey Songz - Can't Get Enough

2011年10月2日日曜日

阪大の外人ラッパー・Momentの諸々まとめてみた

以前のエントリーで紹介した阪大の外人ラッパー、Moment。
かなり気に入ってしまったので、ちょいとYouTube中心にチェックしてみました。

Twitterのアカウント→@1991MOMENT
フォロワーが400人超っていうのはもっと多くていいような。。

プロフィール見ると「SOUTH KOREAN」ってなってるんで、国籍は韓国みたいです。

「嫌韓」とか「在特会」みたいな下劣としか言いようがないレイシストが跋扈してる中で、
敢えて「外人ラッパー」と名乗るあたりMomentなりの決意があるのかな。

前に紹介したビデオ意外にもいろいろYouTubeに上がってたので、幾つか紹介。

まずは「Nation's Best Kept Secret」。SIMONの「Best Kept Secret」ジャック。



うーん、イマイチ。政治的な主張がステレオタイプというか、ぼんやりしてる。
SEEDAの前のアルバムみたい。どうせやるなら、もっと突っ込んだ主張を期待したいっす。

次、MOMENT x SNEEEZE「Back In The Days」。



SNEEEZEってラッパーとの共作。これはなかなか。PVもいいですね。
ただちょっと物足りない感。真面目っつうか、ストレートすぎるかな。

最後、「I LOVE HANDAI」。Asher Rothの「I Love College」ジャック。



彼の所属・阪大レペゼンな曲、これ最高。

「誇り高い関西最高の名門 [京大除いた場合]」
「朝1限、でも今夜もGET WASTED」
「総長は誰?WTF?知らん STUDENT PRESIDENTは?WTF?要らん」
「退屈、退屈、すくないFREAK」

パンチライン連発でヤバいヤバいヤバい・・・!
ジャック元のAsher Roth「I Love College」と対照的な感じも面白い。

大学生活の社会から外れてる・時間が止まってる感じがめっちゃ出てて好み。生活感ある。
これは現役の大学生にしか出来ないラップだなー。大人がノスタルジーでやっても意味ないし。
この曲聞くと、こういうユーモアがMomentの強み(オレの好み?)だなーって思う。

いつになるか知らんけど、予告されてるミクステへの期待が更に高まるわ。
Next Big Thing!!!

関連エントリー:阪大の外人ラッパー? Moment - Look At Me Now

2011年10月1日土曜日

Crass「Yes Sir, I Will」と震災・原発事故以降

昨日Twitterで、Crassの「Yes Sir, I Will」という曲がTLに流れてきました。
随分前にDOMMUNEでCrassの特集やってたんだけど、ちゃんと見てなかったなあ。
曲も非常に格好いいですが、歌詞が凄い。














「Yes Sir, I Will」の歌詞、YouTubeに載ってたものを一部抜粋↓

You must learn to live with your own conscience,
your own morality, your own decision, your own self.
You alone can do it.
There is no authority but yourself.

これを意訳(あくまでオレの解釈です)↓

お前は、己の良心・道徳・意志・何より自分自身と生きることを学ばねばならない。
お前一人でも、それは可能なんだ。
権力なんて存在しない、でもお前自身は存在してるんだ。

「己の良心・道徳・意志・何より自分自身と生きる」のラインは、震災・原発事故以降の
自分の行動を振り返ると身につまされますね。。

1日で何もかも吹っ飛んでしまう現実を目の当たりにした後、自分は自分で本当に「正しい」と
思うことを成してきたか。将来、今の自分の言動や行動に誇りを持てるか。

Crassに関して調べてたら、こんなスレが立ってた↓

CRASSを和訳するスレ

「Yes Sir, I Will」の他の部分や、他の曲の歌詞の和訳も載ってます。
興味ある方は覗いてみてください。