2011年11月29日火曜日

レッドシューズin名田庄:地元に奥田民生が来るー!

タイトルの通りなんですが、我が地元で奥田民生さんがライブです。

東京・名古屋・大阪や各地方の都市に住んでいる方は「そんなに驚くこと?」と
思うかもしれませんが、そういう方はこちらを一読。主催の方のブログです↓

■レッドシューズin名田庄:おおい町名田庄地域につきまして

上記のエントリー、何と言っても1.がスゴイな(自分の地元やけど)。

「JR電車は走っておりません。」
「バスは当日、行きは走ってますが帰りはありません。」

ある意味フジロックより過酷かもしれない笑。

でもホントに交通機関がないんです!
コンビニどころか、食料品を買うようなスーパーとかもほとんどありません!
夜の20時になると大体の所が真っ暗になって、鹿が車道歩いてるような所ですよ!
罠をしかけておいたら猪が引っ掛かるような所ですよ!クマとか普通に出ますよ!
でもそんな所に、奥田民生さんみたいなレジェンドが来てくれるんですよ!

・・・名田庄誇らしい(歓喜)。

離れて8年経ちますが、一応地元なので色々と情報が入ってきます。
当日はカオス間違いなし。なぜか50代くらいのおばちゃんまで騒いでるらしい笑。
問い合わせがハンパないみたいですが、もうチケットは売り切れてるみたい。

個人的には、地元の中学生~高校生あたりが楽しんでほしいです。
ホントに典型的な過疎地域で、夢も希望もないような場所なんで、娯楽なんて当然ない。
そんなとこで閉塞感を感じてる若者が、こういうイベントを通して何か感じてもらえたらなー。
なんてことを東京の端っこで思っとります。

2011年11月28日月曜日

Young L - Praktica





















予告通りBlack Fridayにリリースされましたね。自分はアナウンスがあった時に1週間
勘違いしてて、「結局リリースいつなのよ?」って焦ってしまった・・・

前作の『As I Float』がこれまでよりもメロウな路線だったので(それはそれで好きでした)、
今作で以前のYoung Lの作風に戻った感じ。んでいつも通り最高!

Young Lは天才的なプロデューサーだと個人的には思ってます。多分インストだけ聞かされ
たら、とてもラップのトラックとは思えんわ。ベースとシンセがブンブン鳴ってて完全エレクトロ
仕様。この前リリースされたYoung LプロデュースのO.T.のミクステもかなり良かったし。

ただ残念ながら、PINK DOLPHINのウェアのセンスは分からない・・・。
Black Fridayでセールとかやってるみたいですね(だからって買いませんよ!)。

2011年11月27日日曜日

OJ Da Juiceman - The Lord Of The Rings





















ハロウィンの時がそうだったけど、何かUSのミクステってスゴイ時はとにかくリリースが多くて
全然チェックしきれん事が多い・・・今週はBlack Fridayってことでリリース多め。
しかもMac MillerとLupe FiascoとYoung Lが一斉に出るとか、聞きこまないと良さが分からない
自分には正直キツイ・・・。あとBoss Hogg OutlawzのL.E.S.のヤツも評判良さげですし、むむむ。

OJ Da Juicemanのコレは一昨日リリース。前作の『R&B Juice』はかなりポップで好みでした。
今作は前半がLex LurgerやSouthsideの正にBrick Squadなサウンド、後半になると前作寄り
になります。OJのラップにはLex Lurgerみたいな無機質な音は合ってないんじゃないかなーと
思ってる所もあり、個人的には後半の方が好きです。このアホっぽい感じがイイんです!

2011年11月26日土曜日

Mac Miller - Black Friday





















Mac Miller君がまたしても唐突にミクステをドロップ!不意打ち多いな!

ただ前作の『I Love Life, Thank You』みたく新たに製作したものじゃなく、過去音源・未発表
音源のMIXになってます。本人曰く「16~17歳の頃の曲」で、「興味あったらチェックしてね」
とのこと。ただ、まだMac Miller君は確か19歳くらいのはず。なんで16~17歳っていっても
まだ3~4年前・・・若いって素晴らしい!

過去音源の中でも、特にラジオとU-Streamで初めてフリースタイルを披露した時の音源が
入ってるのが面白い。例えばロックだと、こういうのってベテランになってから「レア音源集」
みたいなのに入るようなイメージだったので。

そして何より、過去音源・未発表音源で構成されたこのミクステもやはりなかなかに格好いい
という事実・・・何て恐ろしい子!

2011年11月25日金曜日

Black Milk & Danny Brown - Black and Brown



















この組み合わせを聞いた時は「かなり面白いことになるんじゃないの!」という期待・願望が
あったのですが、いざ蓋を開けてみると、案外正統派のヒップホップの枠に収まってる印象。
Danny Brownの怪鳥ラップも、『XXX』に比べると鳴りを潜めてます。それでも先入観を抜きに
して「正統派のヒップホップ」として聞くと、相当に格好いいのは間違いない!!強いドラムと
ラップの組み合わせには、いつでも1ラウンドKOされる自分がいます。『XXX』の時の奇怪な
印象が強すぎて、刺激を求めすぎてたんだなーとちょいと反省。

あと全10曲の内Black Milkによる短いインスト曲が何曲か挟まれてるんですが、それがイイ。
J Dilla『Donuts』やMadlib『Beat Konducta』シリーズを思わせる感じ。この辺り、かなりツボに
入りました。J DillaからBlack Milk辺りの下の世代に、ちゃんとバトンは渡されてんだな。

しかしRandom Axeの時といい、こういう作品をディストリビュートしてくれてるdiskunionさんには
マジで感謝です。Soundcloudで済ませることも出来たけど、こういうのはやっぱりフィジカルで
欲しかったので!

2011年11月23日水曜日

Ludacris - 1.21 Gigawatts: Back To The First Time





















Cherry Brownもブログでレコメンドしてた、Ludacrisの最新ミクステ。
ジャケの『バック・トゥ・ザ・フーチャー』オマージュがイイネ。

客演が超豪華。こちらも最近リリースのミクステが話題の2 ChainzからMeek Mill、Waka Flocka、
Gucci Mane、Rick Ross、Big K.R.I.T.、Wiz Khalifaってスゴイ!これ去年のアルバムよりも豪華
なメンツやん!

曲がバラエティ豊かで、聞いてて全然飽きないです。Three Six MafiaのJuicy Jプロデュースの
曲が完全に「Juicy J」(ハットがチキチキ鳴りまくってる)で笑った。Big K.R.I.T.の曲もあります。
ラップの客演も多いですけど、プロデュースでも色んなとこに引っ張りだこですね、Big K.R.I.T.。

結構最近のヘビーローテーションになってます。落としといて損はないよ!
いつも通りジャケをクリックでDL先へ飛べます~。

2011年11月22日火曜日

Budamunk - Blunted Monkey Fist





















前哨戦的MIX「Grimy Temple」を経ての、Budamunkの1st買ったぜ聞いたぜ!

アルバム聞いて、「Grimy Temple」が何故「前哨戦」なのか良く分かりました。
全体的に「Grimy ~」同様、東洋・アジアを思わせるようなフレーズがサンプリングされてます。
強烈なベースとチープなドラムのビートは、もはや「Budamunk節」とでも形容したい域。

客演はDown North CampやSoul Jugglerz関係から多数参加。注目なのは、これが最後の録音
と噂のPSGが参加してる「Bad Beautiful」。ホントにこれが最後なのだろうか・・・(曲は最高!)。
ボクが大好きな仙人掌とISSUGI(2人はMONJUとしても参加)は、相変わらず「惚れてまうやろ」
的な格好良さ。OYGもいつも以上に凶暴でヤバし。

ラップが乗った曲だけじゃなくて、当然インスト曲もあります(割合だと半々くらい)。Budamunkの
トラックはかなり変則的で奇天烈なので、ラップが無い分インストの方がトラック自体の面白さを
理解しやすいんじゃないかと個人的には思っとります。YouTubeで公開されてた「Blunted Fist」や
「Waterfall Meditation」は最高にドープ。こんなビートにこそ「ドープ」って言葉を使いたいすね!

Budamunkはこの後もGreen Butterとしてアルバムのリリースも控えてるし、今年のリリースは
全部で何枚になるんだろうか。というかオレは今年Budamunkにいくら金を注ぎ込んだのか・・・。

2011年11月20日日曜日

KYN - Silent Power Feat.QN,SALU

KYN from SD JUNKSTA の2ndアルバムから先行曲「Silent Power」公開ですよ!


DJ ISSO + KYN = KOISSOYAMA

NORIKIYOがTwitterで「KYNがヤバいことになってる」
みたいな事をツイートしてましたが、確かにこれを聞く
限りはそれも頷ける出来!最高ですね。

KYNだけじゃなくて客演のQNとSALUもかなりiLL!!
QNのイカれたトラックに乗せて、2人共かなり変態的な
ラップを聞かせてくれてます。特にSALUがイイなー。
PVも最高、ってこっちもQNが製作かコノヤロー!

KYNの2nd『遺伝子変革』は12月9日発売、ZAKAIでは
もう予約開始してますね。そういえばKOISSOYAMAの
MIXも出てるんだった。こっちも併せてチェックせねば。

2011年11月19日土曜日

Drake - Take Care





















アルバム発売前の全曲試聴・ストリーミングが当たり前の昨今ですが、個人的には
そういう事をしないでCDを買う方が楽しかったりします。衝動買いしたり、ライターの
方が書いた文章で判断して買ったり、アーティストへの信頼で買ったり。

試聴をしないで買うのはリスキーですが、何の情報もないままCDを再生して、自分
好みの音ドンピシャだったり、自分の知らない音楽が流れてきたりした時の快感が
堪らない!まあ、この辺はギャンブルと変わらないのでおススメしません・・・。

で、Drake『Take Care』ですよ。先行シングルの「headlines」はPV死ぬ程見ましたが、
発売前のリーク音源は一切聞かず、ネットに出てたScrewed & Chopped MIXも聞かず、
当然店舗でも試聴せず、タワレコで商品見つけて即レジにダッシュ。

結果ですが、Drakeを信頼して良かった(涙)。「Thank Me Later」も結構な名盤だと
思うのですが、それすら軽く飛び越えてた。基本は「Thank Me Later」を深化させつつ、
更に新機軸も見せつつの理想的な2nd。コイツはスゴイ、HYFR!!!

特に面白かったのは、The Weekndをフィーチャーした「Crew Love」かな。途中ドラムが
入ってきた時からの気持ち良さが半端ない。あとRick Rossを迎えた「Lord Knows」は、
Kanye Westの「Jesus Walks」を思い起こさせる感じで格好いい。こういう壮大な感じ
の曲をDrakeがやるのが新鮮ですね。他にもいい曲あるけど書ききれない!

いやー、ホントにいいわコレ。これ以上詳しくは書きません。自分の耳で確かめるべし。
店舗で見たら即レジへ、ネットで見たら1クリックで即購入モノですよ!

2011年11月18日金曜日

Atlas Sound - Parallax





















Deerhunterから、ブラッドフォード・コックスのソロ・プロジェクトの3枚目。ジャケのリーゼントと
ビンテージ・マイクの組み合わせが痺れる・・・!

前作の『Logos』から比べると、打ち込みを使った曲やノイジーな曲がなくなって、静謐だけど
甘美でサイケな雰囲気。言葉の引き出しが少ないので上手く表現できませんが、とにかく美しい。
メロディは相変わらず60年代のオールディーズな感じでシンプルだけど、いい曲が揃ってます。
Deerhunterの『Halcyon Digest』もメチャクチャ格好良かったし、今のブラッドフォード・コックスは
絶好調みたいですね。

話は逸れますが、同郷のBlack Lipsも60年代のガレージを踏襲してるのが、個人的にはすごく
面白いと思ってます。アメリカではこういう風に、昔の音楽が絶える事無く次の世代に引き継が
れてるのかなーと思ったり。そんで、そういう土壌が今のUSインディの豊富さを裏打ちしている
のかなと。この辺、誰かプロのライターさんまとめてください(土下座)。

2011年11月16日水曜日

諭吉レコーズからQN(SIMI LAB)のアルバムリリース!

昨日の深夜、SD JUNKSTAのNORIKIYO(@nise_norikiyo)がこんなツイート↓












ototoyでのQNのインタビューとか見てると、結構地元の相模で繋がりあるんだなーと思ってたら
唐突に来ましたね、SDP×SIMI LAB!!

しかもSIMI LABのブログを読む限りでは先行シングルが出るみたいで、フィーチャーリングには
SD JUNKSTAからKYN!諭吉レコーズから出るということは、他にもSD JUNKSTAの面々が
参加してたりするのかなー。NORIKIYOとかBRON-Kまで出てきたらヤバい。

でふと思ったんですが、SIMI LABのアルバムはSUMMITから出してQNのソロは諭吉レコーズ
から出すっていうのは、契約はどうなってるんだろ。PSGはSUMMITで、S.L.A.C.K.のソロは
高田音楽事務所っていうのもあるんで、SUMMITっていうレーベル自体がゆるいのか。

何にせよ楽しみなタッグには違いないので、シングル&アルバムが楽しみ~。

2011年11月15日火曜日

Mobb Deep、復活EPを1日限定でフィジカル販売

『The Infamous...』のロゴは燃える・・・!

Prodigyが出所し活動再開したMobb Deepが、復活EP
『Black Cocaine.』を11月26日にデータで発売しますが、
インディペンデントなレコード屋を支援するために、11月
25日の1日限定で特別限定盤をフィジカルで発売する
そーです。元記事↓

Mobb Deep To Release Deluxe Edition Of "Black Cocaine"Through Indie Retailers For One Day Only

記事中でProdigyが「この限定盤は熱狂的なMobb Deep
ファンのためのコレクターズアイテムだ」って言ってます。


この限定盤がCDなのかレコードなのかは分かりませんが(おそらくCDかな?)、フィジカルはこういう
感じの扱いに徐々になっていくんでしょうね。コレクターズアイテム、嗜好品。基本はデータが中心に
なって、コアなファンはフィジカルに群がる。

個人的にはこの流れで良いと思います。レコ屋はコアなファン相手に商売すればいいし、もう既に
そうなってる部分も多いでしょう。タワレコやHMVがアイドルやK-POPを押しているのは、明らかに
そういう事情が働いてのことだと思いますし。

しっかし、この限定盤マジで欲しいな・・・。日本でも発売してよ(早速釣られている)!

2011年11月14日月曜日

Mac Miller - Blue Slide Park





















何かと話題をまき散らすウワサの放課後ラッパー、祝全米初登場1位!いろいろ見る限りでは
約18万枚売ったとか。J.Coleの20万枚には及びませんが、インディでこんだけ売ったっていうのが
向こうでは話題になってるみたいですね。

アルバムもこれまでの3本のミクステ通りの内容でばっちり!変に気負って微妙なモノが出てくる
んじゃないかと(親心で)心配してましたが、これまで通りで本当に良かった。フィーチャリングは
一切なし、ワンマイクで勝負。好きな曲は一杯ありますが、「Party On Fifth Ave.」と「Missed Call」
かなー。



AKLOがブログでMac Miller君を「Youtube facebook Twitterを最も上手く利用したアーティスト」と
評してましたが、確かに実力だけじゃなくてSNSを上手く利用して登りつめた感はありますね。
変な親心持っちゃってるファンはボクだけではないはず笑。

次からは(多分)メジャーでやるんだろうけど、これまで通りマイペースでやってほしいっす。
いきなりJay-ZとかNaSと共演とかも面白いけどね!

2011年11月13日日曜日

Joker - The Vision





















昨年のGuido、今年のZombyにRustieとダブステップ~ポストダブステップのアーティストの
アルバムがかなり良かったので期待してたのですが、個人的には肩透かしでした。。

歌モノが多いので、去年のSkreamのアルバムに近いものがあるかなと思います。
ele-kingのインタビューでは、野田努さんはこのアルバムを「R&B」と称してましたね。

往年のいわゆる「ダブステップ」な曲から初期ヒップホップみたいな曲まで様々なタイプの
曲が入っているのですが、全体を見渡すと統一感がないというか。
去年のSkreamは意図的にダブステップというジャンルの拡張を図ったのだろうと分かるの
ですが、Jokerの場合はちょっとよく分からない。

どうせならRustieのアルバムみたく無茶苦茶にぶっちぎって欲しかったです・・・
Pitchforkの「4.2」っていう辛口な採点も理解できます。

2011年11月12日土曜日

Nipsey Hussle - The Marathon Continues





















多分みんな度肝抜かれるのは、2曲目の「Who Detached Us」じゃないでしょーか。
何と言ってもフィーチャーされてるのがスティーブ・ジョブズ!完全に「この発想はなかった」。
ジョブズのスピーチをサンプリングしてトラックに載せてます。これ色々と大丈夫なのか笑。

ボクは知らなかったのですが、去年の「XXL」の期待の新人に選ばれてたみたいですね。
Jay RockやWiz Khalifa、Big Seanなんかと共に選ばれてたようです。不勉強を反省。。

このミクステも格好いいです!トラックがバラエティ豊かでかなりイイ感じ。
ラップもばっちりです。LA出身と知って意外、勝手に何となくサウスの方かと思ってた。
移動中に聞くとぶちアガります。

上のジャケをクリックでDL先へ飛べます!

2011年11月11日金曜日

Lloyd Banks - The Cold Corner 2





















自分Lloyd Banks結構好きなんでバイアス入ってるかもですが、これかなり良いです。
斬新な所とか目新しい所はないけど、トラックもラップもバリ固い仕上がり。
ぶっちゃけ去年のアルバムより好きですね。

客演がProdigy、The LoxからStyles P(Styles Pのアルバムに客演してたお返しかな?)、
そして今注目度No.1のASAP Rocky。NYの各世代からピンポイント召喚でなんかイイね!
G-Unitからは誰も呼ばれてないけど・・・(なんでだろ)。

上のジャケをクリックでDL先へ飛べまっす!

2011年11月10日木曜日

BOOTY'N'FREEZE - O.D.B. THE ALBUM





















かなり買うのが遅くなった・・・RAMB CAMPのMC FREEZEが地元が同じ親不孝のBOOTYと
組んだBOOTY'N'FREEZE。発売されてから気にはなりながらもずっと買ってなくて、YouTube
でもチェックせず。最近自分的にタイミングが合って、ようやく買えました。

ジャケットのタギングとかRAMB CAMPのイメージから、オールドスクールなヒップホップかなと
思ってました。自分が期待してたのもそういう音だったんですが、いい意味で裏切られた。
これ、トラックもラップも完全にグライムを意識して作られてますね。

変則的なビートや全編ファスト・ラップが、もろにグライム風味。グライムからの影響をこんな直に
出した作品って、日本語ラップのシーンからは初めてじゃないかしら。そういやFREEZEは一時期、
Twitterで結構グライムのアーティストの話題してたな。ただトラックは普通のグライムよりもBPM
遅め且つダークなエレクトロがかってて、この辺が「Oyafuko Dope Beats」なんだろな。

「最近の音楽つまんねー」みたいな事言ってる暇あったら、BOOTY'N'FREEZEみたいに刺激的な
音楽自分で探せよな(あと勉強もね)。世界中にいくらでもあるんだから。

2011年11月9日水曜日

Cherry Brown - Am I Crazy?

盛り上がってる(?)Cherry BrownとRANLのビーフ。最初にCherry BrownからTwitterで
「RANLを潰す」と仕掛けて1曲、RANLがそれにアンサーで1曲。

正直自分はここまでは全然このビーフに乗れなかったっす・・・。お互い曲がイマイチとか
そういう事ではなくて、単にRANLに全然興味が持てないから。「アニメ声ラッパー」って何!
アニメ声とかラップに関係ないし、曲が格好良くなかったら意味ないし。

でもこのCherry BrownのRANLへのアンサーはシビレた!これはヤバい。



完全にRANLを潰しにかかってる!しかもRANLのアンサーから1日で返すとか仕事早い!
Cherry Brownはトラックもラップもいつも最高だけど、特にこの辺のラインが気に入ってる↓

「全てあなたのBad Dream」
えっ、夢オチ?
馬鹿らしいだったらまた全員殺せば済む話だろ?

RANLの詰めの甘いリリックを突いて、ロジカルに仕留めにかかってる・・・。

クリスつけて呼べよChris Breezy
おかまいなしぶつ右と左
RANL俺は君を世界の歌姫にさせられるよ
Hi Rihanna

リアーナをDVでボコボコにしたクリス・ブラウンと自分を重ねてるっぽい、やべー!!

アウトロの「声潰さないようにね」も笑った。最高の切り返し、RANLは詰んだ感ある。
さて、ここからどうアンサーしますかね。注目!

2011年11月8日火曜日

Young Lのビートでお前がラップ!

Young Lの「NEW YOUNG L BEATS 4 SALE!! CHECK THEM OUT HERE!!」という
ツイートと共に、こんなリンクが貼られてました↓

http://younglproductions.com/beats/

んでリンク先のページに飛んでみると、こんな感じになってた!



















Young LのビートをiTunesみたいな感じで、試聴して普通に買えてしまうという・・・。
今日知ったんですけど、前からこういうことやってたんでしょうか。

値段は225ドル~500ドルまで。自分でビートの出来を吟味して値をつけてるのかな。
「ふむ、これはイマイチだから250くらいかな~」とか、「売れないし値下げるか・・・」とか。

でもこれ今は円高なんで、今日のレートで換算すると1ドル78円。一番高い500ドルの
ビートを買っても500×78=39,000円!なんかスゴイお得感やないの。

どこの国の誰だろうが、Young Lみたいな今が「旬」のアーティストからビート買って曲を
作れるとか、なんてステキな時代。

2011年11月6日日曜日

Black Milk & Danny Brown - Black and Brown

デトロイト発の注目タッグ、「Black Milk & Danny Brown」来たで!



トラックがもろにデトロイト風というか、J・ディラ直系の太いドラムで格好いい!
ラップはBlack Milkの直球な感じもいいけど、やっぱDanny Brownのイカれたフロウが最高。
XXX』の時と変わらない怪鳥ラップが炸裂してますね。

アルバム『Black and Brown』も2人でラップしてるんでしょうか。
Amazonの解説を読んでたらDanny BrownがラップでBlack Milkがトラックの分業なのかなーと
勝手に思ってたんですが、この曲聞く限りはBlack Milkもちゃんとラップしてますね。
Random Axeもかなり格好良かったし、こっちのアルバムも楽しみです。

2011年11月5日土曜日

Budamunk - Grimy Temple


Budamunkの1stソロアルバム『BLUNTED MONKEY FIST』の前哨戦的MIX!

MIXのタイトルにある「Temple(寺)」の言葉通り、1曲目「Intro」から鐘の音が鳴り響いてます。
その後もオリエンタルな雰囲気のヒップホップや、当然ながら少林寺からWu-Tang Clanの曲
なんかのMIXが続きます。もちろん激ヤバい。ウー一族の曲はやっぱり燃えるで・・・!

他にもS.L.A.C.K.やISSUGI、OYGといったBudamunkの身内の曲も入ってますが、何と言っても
今回のMIXの目玉はBudamunkのアルバムからの曲が入ってる事でしょう!

既にYouTubeで公開されてる「Blunted Fist」ともう1曲収録されてますが、2曲とも文句なし!
もう1曲の内容はこのMIXのトラックリストが発表されてないので、一応秘密にしときます(汗)。
ただソロアルバムも相当キテますね、これは。

何でもこの『Grimy Temple』、既にパート2の構想があるとか。 こっちも早く聞きたいなー。
パート1の方も限定生産みたいなんで、早めゲットしときましょう!

2011年11月4日金曜日

Soulja Boy - Skate Boy (Deluxe Edition)





















Soulja Boyから、今年4枚目(多分)のミクステ。頑張るなあ。

多作なのもそうなんですが、この前のミクステ『Supreme』はとにかく長かった・・・。
今iTunesで確認してみたら「1.6時間」ってなってたんで、96分。映画1本観れちゃう時間。
ホント聞くだけで結構疲れちゃったんで、ぶっちゃけ1回しか聞いてません。

今回もこのくらい長かったらツライなと思いながらDatPiffのクレジット見たら「new EP」って
記載があったのでやった!と思ったら、バッチリ17曲1時間ありました。これEPじゃねえよ!

Young Lと一緒にやった曲と、Drake「Headlines」ジャックの曲がなかなか良かったです。
あと毎回曲単位でボリュームとビットレートが違いすぎるの、何とかしてください。

2011年11月3日木曜日

S.L.A.C.K. - この島の上で




















S.L.A.C.K.個人としての4thアルバム。
個人名義では今年2枚目、Sick TeamやCes2とのコラボを含めると4枚目ですね。

情報解禁になったのが発売日(11/2)の前日、つまり店頭入荷日にリリース発表っていう、
普通ならあり得ない展開。PUNPEEも「『告知するな』って言われてるからしません。」って
ツイートしてましたね。

アルバムはジャケット見たらある程度想像つくかと思いますが、3.11以降の日本が題材の
コンセプトアルバムみたいになってます。

ただ、被災地の方に向かって「頑張れ」って言うでもなく、ここ最近のSEEDAみたいに政治的な
トピックを持ちだすわけでもなく。地震や原発・放射能の問題で混乱気味の日本に生きている
S.L.A.C.K.の日常を、淡々とラップしてます。いろんな不安とか恐怖にさらされながら、それでも
これまで通り生活するしかないS.L.A.C.K.の姿がまるで自分のようで、心に沁みる。

多分S.L.A.C.K.のこれまでのアルバムで、一番パーソナルな作品じゃないでしょうか。
情報解禁を発売直前まで控えて宣伝もしなかったのは、S.L.A.C.K.の今の素直な心情・表現を
リスナーに「商品」として捉えて欲しくなかったからなのかな、と思ったり。

震災関連の音楽や表現は色々あったけど、これが自分には一番しっくりきた。

2011年11月2日水曜日

ASAP Rocky - LiveLoveA$AP




















ハロウィンだからか、昨日から今日の朝にかけてミクステのリリースラッシュが凄かった。
ボクが把握してるだけでもFat Joe、Soulja Boy、Jim Jones、Freddie Gibbs、PRGzなどなど。
多分日本では話題にあがってないだけで、もっとリリースがあったはず。本場はすげえな!

そしてその中でも一番注目を集めてたのは、このASAP Rocky『LiveLoveA$AP』だったはず。
リリース直後はアクセスが集中して、ダウンロードが進まなかったみたいなツイートもちらほら。
「Purple Swag」や「Peso」、Smoke DZA「4 Loko」での客演で話題集めまくった後、しかもこれが
1作目のミクステとあっては、まあムリもないかな。

肝心の内容ですが・・・コレはすごい!予想の遥か上を飛び回ってた。東海岸や西海岸にサウス、
さらにはクラウド・ラップやスモーカー・ラップの流れも飲み込んで、何なんすかこれ。

「Purple Swag: Chapter2」や「Peso」は言わずもがな、冒頭の「Palace」から早くも危険。
とにかくClams Casinoプロデュース曲がイカれてる。フックのピッチ落としたラップが格好いい!
かと思いきや、いきなりLAでレイドバックしてる感じの「Houston Old head」みたいな曲が出てきて
おもろい。客演もSchoolboy QやMain Attrakionz等、ちゃんと旬の所を押さえててイイ。

Big SeanもWiz KhalifaもJ.Coleも、今年のニューカマーの印象が全部吹っ飛んじゃった。
もう後に残るはMac Miller君。この衝撃に対抗出来るのか・・・。

2011年11月1日火曜日

PUNPEE (PSG) - "P≠† (Who is Tanaka?)"

PUNPEEが10/29の「田中面舞踏会」@恵比寿リキッドで限定販売した曲を、イベントに
行けなかった人向けにSoundCloudにアップしてくれました!ありがてえ、ありがてえなあ~。



タイトルの「P≠†」は前のエントリーで触れた通り、「PUNPEE=コンタナ説」から来てますね。
リリックでも「PPPちゃんは田中さんじゃない」ってちゃんと言及してます笑。
この他にもTwitter発のイベントってことで、それ関連の言葉遊びが幾つかあって面白い!

「あれも田中 これも田中 あれ、、、違う あれはgogonyanta!」
※gogonyanta(@gogonyanta)さんは、有名な日本語ラップブロガー。

「いい歳のねーちゃん ラジかるッにウチくる!?」
※コンタナさんがTwitterのアイコンに使ってた中山秀征司会の番組名を引用。
   どうせなら「DAISUKI!」とか「夜もヒッパレ」も・・・

「とりま俺は田中ではなくて高田」
※PUNPEEの本名は田中じゃなくて高田。こういう所から噂が流れたのかな?

「あれ、、、違う あれはbenzmafia!」
※benzmafia(@benzeezy)さんは日本語ラップ.comの中の人。

リリックだけじゃなくトラックも、バウンスするビートの上にまさかの少年隊「仮面舞踏会」を
サンプリング笑!これはヤバし!ヤイヤイヤ ヤイヤイヤ ティヤ!

すぐに消されちゃう可能性もあるんで、興味ある人は早めにチェックしときましょ~