2012年10月14日日曜日

Joey Bada$$『1999』

超今さら感のあるミクステですが…。聞いていく内に第一印象がひっくり返されることはちょこちょことあるんですが、これはその好例(まあ、好例と言っていいかどうか苦笑)。

最初聞いた時はそれ程ピンとこなかったものの、『K.O.N.Y.』でのラップがカッコよくて聞き直してみたら凄くよかった。この間Chuuweeのモロ90'sなミクステを聞いた影響もあるかもしれない…。ラップもさることながら、Chuck Strangers、Bruce LeeKixのPro Eraメンバー製作のトラックもクオリティ高い。

去年はReksがプリモprod.の曲出したりして、いよいよ90'sリバイバルくるかと思いきや、それ程でもなかったという印象。このミクステを聞くと、Pro Era勢をなんかをきっかけにこれから起こったりして、なんて想像も。こういう流れは、複雑になりすぎたプログレからストレートなR&Rに回帰したパンクの流れに、少し似ている。長い歴史をもったジャンルは、必ず通る道なのか。