2012年2月7日火曜日

『人生はビギナーズ』


予告編を劇場で観て「父のカミングアウトと死を通して
主人公が成長するラブストーリー」みたいな陳腐な想像
してたんですけど、何となくひっかかるものがあって結局
観てきました。いやー、よかった。これが第六感か。

監督は『サム・サッカー』のマイク・ミルズで、主役はユア
ン・マクレガー。お父さん役のクリストファー・ブラマーは
この役でオスカーノミネートされてますね。あと『イングロ
リアス・バスターズ』でショシャナを演じたメラニー・ロラン
がフランス人の女優役で出てます(めっちゃ可愛い)。

主人公とゲイをカミングアウトした父、その父と若いゲイ
の恋人や仲間、ゲイだった父とその事を知りながらも父
を愛していた母、そんな両親の関係を見て育った主人公、
そして主人公と恋人…etc。予想していた主人公の成長
+単純なラブストーリーじゃなくて、もっと色んな人間の
関係や愛情を描いたヒューマンドラマでした。


鑑賞後の余韻にどっぷり浸った映画は久々。何でこれがアカデミー賞の作品賞にノミネートされなかった
のか、全く理解できない…TVとか雑誌でもっと取り上げてほしー。あと映画情報のサイトとかであらすじが
書いてありますが、ほとんどが間違ってます(汗)。その辺は無視して観て下さい!