『サウダーヂ』にて田我流が「政治家が一番のギャングスタじゃねえかクソ!」と叫ぶシーンがあるが、この理屈で言えば今現在ウォール街で荒稼ぎしている金融マン達も、世界で有数のギャングスタだと言えるだろう。なにせ彼らは、違法すれすれのやり方で地球上の99%の人々から暴利を貪っている!このような観点から見れば、これまで『グッド・フェローズ』『カジノ』『ディパーテッド』といったギャング映画を撮ってきたスコセッシが、本作で実在の株式ブローカーの自伝を映画化したというのも頷ける。
実際、本作に出てくる金融マン達の行い(酒、女、ドラッグ、etc)は、ギャングのそれと全く見分けがつかない。主人公のジョーダン・ベルフォートは頻繁にドラッグを使用するが、その姿はギャング映画の名作『スカー・フェイス』の主人公トニー・モンタナと重なって見える。ゼロから成り上がったという意味でも、トニー・モンタナとジョーダン・ベルフォートには共通点を見いだせる。つまり、ギャング達のいるストリートとウォール街に本質的な違いなど無いのだ。
舞台はウォール街ではあるが、そこに「資本主義社会への批判」といったお決まりの批判はなく、ただただ人間の欲望や野心、成功と失敗といったドラマが描かれている。ジョーダン・ベルフォートの生き方に賛否あるのは間違いないが、ギャングやヤクザと同様に魅力的に感じる人も少なくないはず(ボクもその1人)。この魅力的なキャラクターに生命を吹き込んだディカプリオに敬意を(『ジャンゴ』と本作を観て感じたが、この人は少し嫌味な役の方が真価を発揮するように思える)。2014年、新たなトニー・モンタナの誕生だ。
2014年2月4日火曜日
2014年1月28日火曜日
Step Brothers『Lord Steppington』
昨今の日本語ラップはサウンド面での目まぐるしい刷新が目立つが、去年のFla$hBackSが証明したように、必ずしも新しいサウンド=カッコよさとは限らない。同僚(アイドル大好き青年、日本語ラップはほとんど聞かない)が、Fla$hBackSのことを「オールドスクール」と評していたのは結構客観的な意見だと思う。要するに、カッコいいビートとラップがあれば問題ないのだ。AlchemistとEvidenceという旧知の2人が組んだこのアルバムにも、同じことが言えるように思う。Alchemistによる骨太のビートに、Evidenceを始めAction Bronson、Styles P、Roc Marciano等の手練のラップが乗るだけで十分。それ以上余計なものは必要なし。XXL Magazineがこのアルバムを、オリジナリティは「L」にも関わらず、総合評価として「XL」としていたのも頷ける。ベテランの2人による、納得のクラシック。
2014年1月9日木曜日
Bushmind『Midnight Wander』
あけましておめでとうございます。前回の投稿から4カ月弱(何ということだ…)、今年は定期的に更新できそうな予感がします(あくまで予感です)。今回は年末年始で実家に帰ったついでに、大阪のEBBTIDE RECORDSさん(いいお店!)で買った1枚。買おう買おうと思いつつ気がついたらWENODで売り切れてて買えなかったので、タイミング的にばっちりでした。内容ですが、Bushmind自身が手掛けた楽曲やそのリミックスで構成されたMIXとなっていて、これがもうなんというか、「サイケデリック・Bボーイ」という言葉をそのまま音にしたような仕上がりで、もう最高としか言いようがない。先述の通り自身の楽曲を収録しているので、今作が1st、2ndに続くBushmindのベストアルバムという言い方も出来るかもしれない。晴れた日の朝、出勤や通学のBGMに最適。
ラベル:
Bushmind,
HIPHOP,
SEMINISHUKEI
2013年9月13日金曜日
Rapsody『She Got Game』
リリースは少し前ですが、9th WonderのJamla Records所属、Rapsodyの新作ミクステ。このミクステのDatpiffのコメント欄を見てると、基本的には賞賛の声が殆どですが(「The Best Female Rapper !」や「MIXTAPE OF THE YEAR RIGHT HERE」なんて声も)、中には
「I just don't like female rappers…(オレはフィメール・ラッパーが好きじゃないだけなんだ…)」
「No offense but I don't even like female rappers like that but this girl is dope(悪気は無いがオレもこういうフィメール・ラッパーは好きじゃないんだ、でもこの子はドープだね)」
「I don't mind listening to female music artists. But when it comes to rap I can't relate to these bitches.(女性ミュージシャンを聞くのは気にならないけど、それがラップとなるとオレは我慢ならないんだ)」
みたいなコメントが混じっていて興味深い。Lil KimやMissy Elliott、最近だとNicki Minaj辺りの例外はあるとしても、やはりUSではヒップホップは男の音楽なんだなあと実感します。ギャングスタ・ラップのサグでマッチョな世界観に魅せられた人にとって、フィメール・ラッパーは確かに受け入れづらいものなのかもしれませんね。
メディアも、その辺りについてはやはり言及は避けられないようです。
「In an industry where men are often the dominate figures, female lyricist Rapsody has clearly figured out how to shine through in the rap game.(往々にして男が支配的な世界の中で、Rapsodyはこのラップ・ゲームで輝く術をはっきりと見つけ出した)」XXLのレビューより
「Such talk should end with She Got Game, as Rapsody makes her case as an undeniably talented emcee regardless of her lack of Y-chromosomes.(そのような話は『She Got Game』で終わらせるべきだ、なぜならRapsodyはY染色体の欠如とは関係なく、紛れも無く才能のあるMCであると証明したからだ)」HIPHOP DXのレビューより
※そのような話…「彼女は新進気鋭の女性MCの1人だ」「9th Wonderの指導の下で」といったRapsodyを語る際に言われる枕詞のこと
※Y染色体の欠如…要するに、「女性である」ということ
肝心の内容ですが、2つのレビューの抜粋にもある通り、素晴らしい出来です。これまでミクステ4作、EP1枚、アルバム1枚を発表していますが、今作が最高傑作という声もありますね。師匠の9th Wonder、DJ Premier、Khrysisらの温かみのある渋いビートと、Rapsodyの安定感のある滑らかなフロウが堪りません。Lauryn Hillのファンだそうで、今作の「My Song」は彼女へのトリビュート・ソングだそう。確かに言われてみれば、そんな雰囲気はする。次のアルバム・リリースで、一気にブレイクするかもしれませんね。
「I just don't like female rappers…(オレはフィメール・ラッパーが好きじゃないだけなんだ…)」
「No offense but I don't even like female rappers like that but this girl is dope(悪気は無いがオレもこういうフィメール・ラッパーは好きじゃないんだ、でもこの子はドープだね)」
「I don't mind listening to female music artists. But when it comes to rap I can't relate to these bitches.(女性ミュージシャンを聞くのは気にならないけど、それがラップとなるとオレは我慢ならないんだ)」
みたいなコメントが混じっていて興味深い。Lil KimやMissy Elliott、最近だとNicki Minaj辺りの例外はあるとしても、やはりUSではヒップホップは男の音楽なんだなあと実感します。ギャングスタ・ラップのサグでマッチョな世界観に魅せられた人にとって、フィメール・ラッパーは確かに受け入れづらいものなのかもしれませんね。
メディアも、その辺りについてはやはり言及は避けられないようです。
「In an industry where men are often the dominate figures, female lyricist Rapsody has clearly figured out how to shine through in the rap game.(往々にして男が支配的な世界の中で、Rapsodyはこのラップ・ゲームで輝く術をはっきりと見つけ出した)」XXLのレビューより
「Such talk should end with She Got Game, as Rapsody makes her case as an undeniably talented emcee regardless of her lack of Y-chromosomes.(そのような話は『She Got Game』で終わらせるべきだ、なぜならRapsodyはY染色体の欠如とは関係なく、紛れも無く才能のあるMCであると証明したからだ)」HIPHOP DXのレビューより
※そのような話…「彼女は新進気鋭の女性MCの1人だ」「9th Wonderの指導の下で」といったRapsodyを語る際に言われる枕詞のこと
※Y染色体の欠如…要するに、「女性である」ということ
肝心の内容ですが、2つのレビューの抜粋にもある通り、素晴らしい出来です。これまでミクステ4作、EP1枚、アルバム1枚を発表していますが、今作が最高傑作という声もありますね。師匠の9th Wonder、DJ Premier、Khrysisらの温かみのある渋いビートと、Rapsodyの安定感のある滑らかなフロウが堪りません。Lauryn Hillのファンだそうで、今作の「My Song」は彼女へのトリビュート・ソングだそう。確かに言われてみれば、そんな雰囲気はする。次のアルバム・リリースで、一気にブレイクするかもしれませんね。
ラベル:
9th wonder,
HIPHOP,
Rapsody
2013年9月12日木曜日
SEEDA, DJ ISSO, DJ KENN『Concrete Green The Chicago Alliance (single)』
日本語ラップにハスリング・ラップの流儀を持ち込み、最新のアルバム『23edge』では当時流行のTrill Waveライクなプロダクションに挑戦したりと、世界(というかUS)のラップ・シーンに対する意識が人一倍強かったSEEDA。今回のシングルもChief Keefのミクステ『Bang』のトラックを手がけ、現在もシカゴで活動中のDJ KENNとタッグを組むなど、さすがの嗅覚。ただ、プロダクション以外の部分に目をやると、今作の少し違った側面を見ることが出来る。
1曲目ではいきなり韓国のストリート系ラッパー・DOK 2をフィーチャーし、A-THUG・STICKYと共にSCARSとして参加の2曲目では「Asian Jap」というフレーズを連呼。SEEDAの中で、「日本語ラップ × USラップ」という図式から、「アジアのラップ × USラップ」へと、少なからず変化があったように感じる。ブログに書いているが、その変化は異国の地・シカゴで孤軍奮闘する「侍」DJ KENNに触発されたのかもしれないし、USのシーンに食い込まんばかりの勢いのG-DRAGONに代表されるK-POPだったり、MOMENTのようなラッパーがいる日本語ラップ・シーンに影響を受けた結果なのかもしれない。
しかし、SEEDAのラップ・スキルの進化はとどまることを知らない。DJ KENNのビート上で英語・日本語を自由自在に操り、mikE maTidaとの共作曲ではそれこそシカゴのChief KeefやKing Lばりにオートチューンを使いこなしての歌うようなラップ。この人に限界はないのか。あとSEEDAとは正反対にいつも通りのA-THUG。微妙に乗りこなせてない感じが逆に個性的で面白い。「ケンちゃんNIGHT(LIFE?)」って何だろう…。
しかし、SEEDAのラップ・スキルの進化はとどまることを知らない。DJ KENNのビート上で英語・日本語を自由自在に操り、mikE maTidaとの共作曲ではそれこそシカゴのChief KeefやKing Lばりにオートチューンを使いこなしての歌うようなラップ。この人に限界はないのか。あとSEEDAとは正反対にいつも通りのA-THUG。微妙に乗りこなせてない感じが逆に個性的で面白い。「ケンちゃんNIGHT(LIFE?)」って何だろう…。
2013年9月4日水曜日
Goodie Mob『Age Against The Machine』
Goodie Mobの存在を初めて知ったのは、今はもう廃刊になってしまったsnoozerからディスクガイドが発売された2004年(Outkast『Speakerboxx/The Love Below』関連の作品として、ベスト盤『Dirty South Classics』が載ってた)。ただ本当にGoodie Mobにハマったのはここ1年程の間で、理由はというと、Amazonで『Soul Food』と『Still Standing』の2枚が中古で安く売られてるのを発見・購入したから。正に「Dirty South」と形容すべき泥臭いトラックのドープさと4MCのラップスキルの高さに魅了され、特にCee-Loの化け物のようなラップと歌には腰を抜かした(ソロのアルバムや他のプロジェクトはそれほどでもないのだが)。で、そんなタイミングでのGoddie Mobの「オリジナル・メンバー」での再結成とアルバム発売。
結論からいうと、予想していたほど良くはなかった。XXLマガジンのレビューでは5段階で3の評価の「L」で、選評から抜粋すると
Despite being in different places, the group has decided to reunite for their first proper album in over a decade. And just like Soul Food, Age Against The Machine tries to succeed in being different and innovative. At times, the results are disastrous, but the album always remains interesting.
「異なる立ち位置にも関わらず、グループは正式なアルバムを作成するため10年ぶりに再結成することを決めた。そして『Soul Food』のように、『Age Against The Machine』も個性的・革新的であろうと試みている。時としてその結果は悲惨なものとなっているが、アルバムは常に興味深いものになっている」和訳するとこんな感じでしょうか(拙い英語力ですいません…)。ボクもこの評価にほぼ100%同意です。
まずトラックが『Soul Food』や『Still Standing』の時のような泥臭いものでなく、現行の最新のヒップホップシーンのそれに近いものになっている。ドラムマシンから打ち込まれた金属的なハットの音や、EDMから影響を受けたと思われる電子ノイズ。こうした「今の音」がふんだんに盛り込まれている。事実上の1曲目「State of the Art (Radio Killa)」を聞いて「えっ!?」と思ったのはボクだけではないはず。
またHIPHOPDXの記事によるとより多くの人に届いて欲しいという気持ちもあったようで、かなりポップな曲もアルバムには収録されている。「Valleujah」や「Amy」のフックは、シンガーとしてのCee-Loの才能が存分に発揮されている。ただこれらのポップな曲調は、『Soul Food』や『Still Standing』を期待していたファンからすれば裏切られたと感じるかもしれない。
ただこれらの実験が全て失敗したかと言われれば、そうでもない。PVが発表された「I'm Set」「Special Education」、T.I.が参加した「PinStripes」なんかはなかなかの出来で、これがまたアルバム自体の評価をややこしくしている。
じゃあ昔と全く変わらない音だったら良かったかというと、それはそれでどうなのかという考えが頭をよぎる。ファンが描くGoodie Mob像と、本人達の望むGoodie Mob像と、現行のヒップホップシーンと、それぞれの間の溝。再結成アルバムを『Age Against The Machine』と名づけ、「まだまだオレらは現役だよ」と言いたかったのだろうが、やはり14年という歳月は長かったということか。
結論からいうと、予想していたほど良くはなかった。XXLマガジンのレビューでは5段階で3の評価の「L」で、選評から抜粋すると
Despite being in different places, the group has decided to reunite for their first proper album in over a decade. And just like Soul Food, Age Against The Machine tries to succeed in being different and innovative. At times, the results are disastrous, but the album always remains interesting.
「異なる立ち位置にも関わらず、グループは正式なアルバムを作成するため10年ぶりに再結成することを決めた。そして『Soul Food』のように、『Age Against The Machine』も個性的・革新的であろうと試みている。時としてその結果は悲惨なものとなっているが、アルバムは常に興味深いものになっている」和訳するとこんな感じでしょうか(拙い英語力ですいません…)。ボクもこの評価にほぼ100%同意です。
まずトラックが『Soul Food』や『Still Standing』の時のような泥臭いものでなく、現行の最新のヒップホップシーンのそれに近いものになっている。ドラムマシンから打ち込まれた金属的なハットの音や、EDMから影響を受けたと思われる電子ノイズ。こうした「今の音」がふんだんに盛り込まれている。事実上の1曲目「State of the Art (Radio Killa)」を聞いて「えっ!?」と思ったのはボクだけではないはず。
またHIPHOPDXの記事によるとより多くの人に届いて欲しいという気持ちもあったようで、かなりポップな曲もアルバムには収録されている。「Valleujah」や「Amy」のフックは、シンガーとしてのCee-Loの才能が存分に発揮されている。ただこれらのポップな曲調は、『Soul Food』や『Still Standing』を期待していたファンからすれば裏切られたと感じるかもしれない。
ただこれらの実験が全て失敗したかと言われれば、そうでもない。PVが発表された「I'm Set」「Special Education」、T.I.が参加した「PinStripes」なんかはなかなかの出来で、これがまたアルバム自体の評価をややこしくしている。
じゃあ昔と全く変わらない音だったら良かったかというと、それはそれでどうなのかという考えが頭をよぎる。ファンが描くGoodie Mob像と、本人達の望むGoodie Mob像と、現行のヒップホップシーンと、それぞれの間の溝。再結成アルバムを『Age Against The Machine』と名づけ、「まだまだオレらは現役だよ」と言いたかったのだろうが、やはり14年という歳月は長かったということか。
2012年5月10日木曜日
Bo Deal - Murda feat.Waka Flocka & Chief Keef
シカゴのラッパー、Bo Dealのミクステ『The Chicago Code 3』からの先行カット、客演にChief Keefと
Brick Squad MafiaからWaka Flocka Flame!「バインバイン」と「バウバウ」の共演。WakaとChief
Keefが並んで髪を揺らしてるシーンに笑った。ラップの方はWakaが相変わらずのド迫力。カッコいい。
Chief Keefもいいけど、さすがにWaka様には力負けって感じでしょうか。しかし2人共面白いなー。
2012年5月5日土曜日
CHIEF ROKKA - In My Life
今年リリースされたECDの『Don't Worry Be Daddy』やMINTの『ミンちゃん』から聞こえる、日本語
ラップ界のビッグネームによる現行USの最先端に接近したサウンド。こうした動きはAkloやCherry
Brownのようなアーティストの台頭や、ミックステープの文化がシーンに完全に浸透した事が背景に
あるのは間違いないでしょう。
CHIEF ROKKAも、今作でこれまでの衣装を脱ぎ去ってUSのサウンドに接近。韻踏合組合の近作
『前人未踏』ではそうした方向性は皆無だったにも関わらず、です。派手な四分打ちのトラックや全体
に滲むエレクトロ色、バウンスする剥き出しのビート、オートチューンにゲストボーカル、そしてここにも
Lil'諭吉!!
ラップに関しては文句なし(あるわけない!)。滑らかなフロウ、洒落た言葉遊び、ライムによって生ま
れるグル―ヴ、2人のマイクリレー。韻踏関連の作品に必ずある、ラップという表現方法自体の面白さ
がここにも。韻踏の4人のラップは、リリックが分からなくても聞いてるだけで楽しくなる。
安全地帯に留まる事を良しとせずに新境地に飛び込んだベテランのチャンレンジは、吉と出ました。
進化を止めない限り、日本語ラップはこれからもどんどん面白くなる。ひょっとすると数年後には、この
2012年が「日本語ラップがサウンド面でブレイクスルーしたターニングポイント」となっているかもしれま
せんね。
ラベル:
CHIEF ROKKA,
HIPHOP,
IFK,
日本語ラップ
2012年5月3日木曜日
Waka Flocka Flame - I Don't Really Care feat.Trey Songz
イエー!待ってたぜ若様!!6月12日発売の2nd『Triple F Life』からの先行シングル。Trey Songzを
フィーチャー。冒頭、Trey Songzのフックが終わった後の咆哮でブチ上がり。「フレーックス!」も健在。
こういう初期衝動が爆発したような、ある意味「原始的」とも言える音楽を待ってたんですよ!トラックが
ちょっと豪華な感じになってるけど、そんな事はどうでもいい。Waka Flocka Flameが野性的に叫んで
れば問題ない。
ラベル:
BSM,
HIPHOP,
Waka Flocka Flame,
Youtube
Chief Keef - Understand Me *LEAK*
『Back From The Dead』収録の「I Don't Like」を同郷のKanye Westがリミックスしたりと、
最近グイグイきてるChief Keefの新曲がリーク。正規バージョンではYoung Jeezyが客演
で入るみたいですね。しかし、何だかんだでやっぱり「バインバイン」が気になりますな!
2012年5月2日水曜日
BASE - PUBLIC HOLIDAY BULLSHIT -April-
今年の1月から始まった『PUBLIC HOLIDAY BULLSHIT』シリーズ、4月分が到着です。
今月も最高です。1曲目はB.D.『Illson』から「Ninja Tune」のジャック。他の2曲は鷹の目
プロデュース。この人のトラックはどんどん危険度が増してる気がする・・・。3曲目「420」
とかクソ最高。5月にもこのシリーズがあるかは不明ですが、6月には2ndアルバムとなる
『TRIBALISM』がリリース。呂布カルマ曰く、「今年イチ」との事。期待してます。
ラベル:
bandcamp,
HIPHOP,
Jet City People,
日本語ラップ
2012年5月1日火曜日
Darq E Freaker feat.Danny Brown - Blueberry (Pills & Cocaine)
GrimeのプロデューサーDarq E freakerとDanny Brownのコラボレーション。Danny Brownはやっぱり
Black Milkみたいなトラックよりも、こういうトラックに乗った方が活きますね!去年の『XXX』も明らかに
GrimeやUKのベース・ミュージックからの影響を受けた作品でしたし。Danny Brownには是非ともこの
路線で突っ走ってほしいです。
2012年4月29日日曜日
Gapper and 5lack - 我破
Gapper from PSGの初ソロを、5lack(S.L.A.C.K.)が全面プロデュース。「ストリート」という
より、「街」や「生活」といった景色を思わせるGapperのリリック。そこに抜群の相性を見せる、
シンプルな5lackのトラック。「Intro」や「Outro」辺りに顕著ですが、5lackのビートには西海岸
アングラの影響の強さを感じます。Gapperのラップは、PSGでも見せていた韻の固いラップ
を披露。サ上言うところの「IKBスタイル」(実際はSBBだけど)。5lackもトラックだけではなく、
ラップでも数曲サポート。「ブラックホール」では、PUNPEEがRAU DEFをプロデュースした際
見せたようなフックで見せ場を横取り。全9曲30分弱でも締まった洗練された内容。PUNPEE
のソロも早く聞きたいですね!
2012年4月27日金曜日
Ruff Neck - Fuck You
RUFF NECKの1st『RUFF TREATMENT』からの先行カット。ぶっといビートにど派手な上物、
そしてハードコアなリリックは正に「R-RATED印」といった感じ。ビデオもカッコいいですね。
ただECD+イリシット・ツボイやMINT+Cherry Brownのサウンド、田我流のポスト3.11に相応しい
リリックやアティチュードと比較すると、今のヒップホップのサイクルに乗り遅れている感は否めず。
Thugminatiのミクステも、今は同じ理由で聞けなくなりました。さて、アルバムではどう出るか。
2012年4月25日水曜日
CHIEF ROKKA - ライマーズハイ Pt.3
CHIEF ROKKA、来月発売のアルバムからの先行カット。JUSTICEみたいなエレクトロ風のトラックに
執拗なまでに(でも滑らかに)韻踏み続けるラップで、聞いてるこっちまでもライマーズハイ!ビデオは
ビースティ・ボーイズの「Intergalactic」みたいな撮り方でカッコいい(あそこまで下らなくないけど・・・)。
アルバムのトラックリスト見てたら、Cherry BrownやMomentがフィーチャーされてて非常に気になる。
また一つ楽しみが増えました。まだ4月ですが、今年は日本語ラップ豊作の年ですね~。
ラベル:
CHIEF ROKKA,
HIPHOP,
IFK,
Youtube,
日本語ラップ
2012年4月24日火曜日
Gangrene - Odditorium EP
DLリンク:http://www.complex.com/music/2012/04/ep-gangrene-odditorium
今年アルバム『Vodka & Ayahuasca』を発表したThe AlchemistとOh Noのデュオ、Gangreneの
フリーEP。4曲の小品ながら、今作もめっちゃDOPEです。自分の青年期がStones Throw全盛期
だったのもあり、こういう音を聞くと無条件にアガるわ。改めて、最も多感な時期に受けた呪縛から
はなかなか逃れられないなと。スチャが言うところの「ヤングトラウマ」ど真ん中。
2012年4月23日月曜日
ERA - miss yall(track by Friendzone)
Main Attrakionzにトラックを提供したりしてるオークランドのプロデューサー・チーム、Friendzoneの
インストをERAがジャック!予想以上にハマりすぎてて歓喜。マジでERAのチョイス、間違いないす。
Friendzoneのアンビエントなトラックと、ERAのフロウや日常からちょっと浮遊してるようなリリックの
ケミストリー。ブルーマンデイ前の現実逃避にもってこいです。Friendzoneのインスト集はこちらから
DLできるんで、この曲で興味持った方は速攻で落としましょう。
ラベル:
ERA,
HIPHOP,
PRESIDENTS HEIGHTS,
SOUNDCLOUD,
WDsounds,
日本語ラップ
Febb As YoungMason - Hard White
最近、やべ~勢いですげートラックを量産しまくっているCracks BrothersのFebb As YoungMason。
このトラックもヤバし。ドラム気持ちいい~。こんなのクラブでかかったら、ギュンギュンに踊り倒すしか
ないっしょ!
ラベル:
HIPHOP,
SOUNDCLOUD,
WDsounds,
日本語ラップ
2012年4月21日土曜日
Cherry Brown - 私信(Prod By.OMSB)
SIMI LABのOMSBが製作中のアルバムから漏れたということで公開した「Heineken」というトラックに、
Cherry Brownがラップをのっけたもの。Cherryさんのリリックがすげえいいっす。いつものネタっぽい感じ
は無し。こういうモードのCherryさんも良いですね。『Supe Hypa Ultra Fres$shhh 3』に収録されている
「Back In The Days」みたいな(この曲、大好き)。しかしOMSBがトラック公開してから半日程度で1曲
作っちゃうっていうのは、相変わらず凄いスピード感ですね・・・。
ラベル:
Cherry Brown,
HIPHOP,
SOUNDCLOUD,
日本語ラップ
2012年4月20日金曜日
OWL BEATS - ? LIFE
奄美のトラック・メーカー、OWL BEATSの1st。リリースはPRESIDENTS HEIGHTSから。
OWL BEATSはこれまでにHIRAGENやYUKSTA-ILLのアルバムへトラックを提供していて、
東海DOPENESSの面々と親交が深いようですね。このアルバムでも、上述の2人に加えて
HVSTKINGSのMIKUMARIをフィーチャー。また他にも地元の鹿児島から、BACK DROPS
のJUN PLANTとLIFE STYLEのJAH DUBBYをフックアップしてます。
引き出しの多さを感じさせる、多様なリズムパターンとビート。上物のサンプリング・ループや
シンセもエディットされ、リスナーの聴覚を軽く捻じ曲げる。まるで奇怪な生き物のような音の
集合体。USの最近の流れやダブステップ等のベース・ミュージックとも異なる趣き。何となく
Flying Lotusなど、Low End Theory周辺の影響が強いのかなと勘繰ってますが、実際の所
どうなんでしょう。HIRAGEN久々の公式音源も必聴。プレジのハイツは今後も、こういう陽の
浴びる機会は多くないけど「ヤバい」地方の音を日本中にばら撒いて欲しい。
ラベル:
HIPHOP,
PRESIDENTS HEIGHTS,
東海DOPENESS
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