2014年6月9日月曜日
Campanella『Vivid』
多彩なプロデューサー陣、ILLICIT TSUBOI氏によるMIX、MARIAやキエるマキュウの客演のインパクト…これらの要因が重なって、イマイチ「NEO TOKAI」色が見えてこなかったのが残念。個人的には、RAMZAやC.O.S.A.といったNEO TOKAIのプロデューサー陣と、交流が深いFla$hBackSの面々辺りだけで作った方が良かったんじゃないかと思う。客演もKNZZのみ、トラックのテイストも統一と、完璧にクオリティ・コントロールされたFebb『The Season』(同じWDSoundsからのリリース)と比べると、どうにも散らかった印象が拭えない。あと、これはこのアルバムに限った話ではないけど、日本語ラップはILLICIT TSUBOI氏に頼るのを止めて、それぞれ独自の音を追求した方が良いように思う。氏が関係すると、良くも悪くも同じような感触の音になってしまうので。
ラベル:
Campanella,
Fla$hBackS,
Jet City People,
WDsounds,
日本語ラップ
2013年3月4日月曜日
ROO-TIGER『真田虫非行ツアー』
日本語ラップ好きだけど、たまにはちょっと変わったものが聞きたい。そういう人には、ROO-TIGERが今一番のオススメ。好きか嫌いかは一旦置いといて、少し変わった日本語ラップが聞けるのは間違いない。
下品な言葉であれ何であれ、ラップする上で面白い言葉なら何でも使う。ありえない言葉の組み合わせでパンチラインを作ってみせる。それがJet City Peopleからの新たな刺客、ROO-TIGERのスタイル。特徴的な声も相まって、そのラップはレーベルからのインフォにある通り、宇宙人がラップをしているように聞こえる。声もリリックも、好き嫌いが分かれることは間違いない。ただ、ハマった人は徹底的にその魅力にノックアウトされるはず。
JCPからの客演も、アルバムに華を添える。BASE、Campanella、TOSHI蝮…。個人的なお気に入りは、「ブス5000」での呂布カルマ。そもそも曲のタイトルがアレだし、女の子はあまりのえげつなさに引いてしまう可能性大だけど、ボクは大いに笑いました。JCPの中心人物である鷹の目は、ミックスやマスタリングなど裏方から支援。こんな最高なアルバムが、隠れた名作なんてことにならないことを祈る。
下品な言葉であれ何であれ、ラップする上で面白い言葉なら何でも使う。ありえない言葉の組み合わせでパンチラインを作ってみせる。それがJet City Peopleからの新たな刺客、ROO-TIGERのスタイル。特徴的な声も相まって、そのラップはレーベルからのインフォにある通り、宇宙人がラップをしているように聞こえる。声もリリックも、好き嫌いが分かれることは間違いない。ただ、ハマった人は徹底的にその魅力にノックアウトされるはず。
JCPからの客演も、アルバムに華を添える。BASE、Campanella、TOSHI蝮…。個人的なお気に入りは、「ブス5000」での呂布カルマ。そもそも曲のタイトルがアレだし、女の子はあまりのえげつなさに引いてしまう可能性大だけど、ボクは大いに笑いました。JCPの中心人物である鷹の目は、ミックスやマスタリングなど裏方から支援。こんな最高なアルバムが、隠れた名作なんてことにならないことを祈る。
ラベル:
Jet City People,
ROO-TIGER,
日本語ラップ
2012年10月13日土曜日
TOSHI蝮『Blue Cheeese』
「まず最初に 金の為のGAMEじゃない 尊敬を獲る為でもない」という宣言で高らかに幕を開ける、TOSHI蝮の1stソロアルバム。
去年リリースのMIX CD『THE CHRONIC-L』でも感じた通り、実力も個性もあるMCが群雄割拠状態のネオ東海の中ではクセがないというか、正統派のMCという印象。「現場叩き上げ」を自称するだけあり、確かなスキル、そして固いライミングが持ち味。しっかりリリックの聞こえる、小気味いいラップが耳に気持ちいい。
Ramza、C.O.S.A.、Mr.蓮、鷹の目など東海地方のトラックメイカーを多く起用した、多彩なトラックも良い。スモーキーな「I Just Wanna」「Empty」、ダークなエレクトロの「FREE B」、鷹の目による狂乱のパーティートラック「Green Cartain」、サンプル早回しのセンチメンタルな「RISK」等々。
ストリート、ドラッグ、ラップゲームなど言うならば「ありがち」なトピックが語られているが、TOSHI蝮のラップは、そこに現状への憤りに怒り、孤独感や切なさといった「剥き出しの感情」を感じられるのが、大きな魅力になっている。「I Just Wanna」での「裏で静かに握られる弱み そんな小さな世界 俺は抜け出す」というラインや、『THE CHRONIC-L』にも収録されていた「Empty」の「柵の世界GOOD-BYE 幸せに変えたいTONIGHT」というフックは、特に心に残った。
TOSHI蝮に限らずネオ東海のMCの言葉に感じる生々しさは、東京や他の地域のMCの言葉とは一味違うように思う。ひょっとすると他所にいる自分が「東海」という世界を理想化し、オリエンタリズムを感じているだけかもしれないけれど、それでももっと多くの人(日本語ラップリスナーなら尚更)に聞かれるべきだと思う。
去年リリースのMIX CD『THE CHRONIC-L』でも感じた通り、実力も個性もあるMCが群雄割拠状態のネオ東海の中ではクセがないというか、正統派のMCという印象。「現場叩き上げ」を自称するだけあり、確かなスキル、そして固いライミングが持ち味。しっかりリリックの聞こえる、小気味いいラップが耳に気持ちいい。
Ramza、C.O.S.A.、Mr.蓮、鷹の目など東海地方のトラックメイカーを多く起用した、多彩なトラックも良い。スモーキーな「I Just Wanna」「Empty」、ダークなエレクトロの「FREE B」、鷹の目による狂乱のパーティートラック「Green Cartain」、サンプル早回しのセンチメンタルな「RISK」等々。
ストリート、ドラッグ、ラップゲームなど言うならば「ありがち」なトピックが語られているが、TOSHI蝮のラップは、そこに現状への憤りに怒り、孤独感や切なさといった「剥き出しの感情」を感じられるのが、大きな魅力になっている。「I Just Wanna」での「裏で静かに握られる弱み そんな小さな世界 俺は抜け出す」というラインや、『THE CHRONIC-L』にも収録されていた「Empty」の「柵の世界GOOD-BYE 幸せに変えたいTONIGHT」というフックは、特に心に残った。
TOSHI蝮に限らずネオ東海のMCの言葉に感じる生々しさは、東京や他の地域のMCの言葉とは一味違うように思う。ひょっとすると他所にいる自分が「東海」という世界を理想化し、オリエンタリズムを感じているだけかもしれないけれど、それでももっと多くの人(日本語ラップリスナーなら尚更)に聞かれるべきだと思う。
2012年5月2日水曜日
BASE - PUBLIC HOLIDAY BULLSHIT -April-
今年の1月から始まった『PUBLIC HOLIDAY BULLSHIT』シリーズ、4月分が到着です。
今月も最高です。1曲目はB.D.『Illson』から「Ninja Tune」のジャック。他の2曲は鷹の目
プロデュース。この人のトラックはどんどん危険度が増してる気がする・・・。3曲目「420」
とかクソ最高。5月にもこのシリーズがあるかは不明ですが、6月には2ndアルバムとなる
『TRIBALISM』がリリース。呂布カルマ曰く、「今年イチ」との事。期待してます。
ラベル:
bandcamp,
HIPHOP,
Jet City People,
日本語ラップ
2012年4月2日月曜日
「第2回今夜が田中面舞踏会」に行ってきた
行って参りました、第2回今夜が田中面舞踏会。開場と同時くらいに入れたので、先着100名だか200名だか限定のバッジもゲットできました(今は通勤用カバンにつけてます)。
第1回の時にどなたかがツイートされてたような記憶がありますが、本当に「パーティー」という感じでした。アメリカのドラマで見るプロムのような雰囲気。結構な割合の人がお面をしてて、しかも面白いヤツが多くてちょっと嫉妬(自分は作る余裕がありませんでした・・・)。ストーン・ローゼズじゃないけど、「オーディエンスが主役」ってああいうことなのかなあ、と。
LIVEやDJも素晴らしかったです。ベストアクトはやっぱりECD+ILLICIT TSUBOIかなー。「Tony Montana」を「Tony Kontana」に変えてラップしてたのはウケた。ECDは次の田我流のライブにもゲスト出演したし、ツボイ氏もCampanellaとセッションしてましたね。そう、Campanellaもカッコよかった。ライブは良かったし、何より顔つきがギラギラしてた。すごい大物感ある。客の反応はイマイチだったように感じたけど、音源聞いた事ある人は少なかったのかな?TOKONA-Xみたいに東京嫌いにならないで欲しいです。。ツボイ氏とのセッションは大盛り上がりでした。あとPUNPEEのDJもよかったし、田我流+stillichimiyaやCherry Brownのライブも楽しかったなー。
かなり大がかりなイベントだったし採算が取れたかどうかは分からないけど、早くも第3回期待しております。今回来れなかった方も次があれば是非!
ラベル:
ECD,
HIPHOP,
Jet City People,
LIFE,
NO NUKES,
stillichimiya,
高田音楽事務所,
日本語ラップ
2012年3月21日水曜日
BASE - PUBLIC HOLIDAY BULLSHIT -March-
呂布カルマやCampanellaの所属するJet Cityから、BASE『PUBLIC HOLIDAY BULLSHIT』
シリーズ新作。3曲目「Crimson River feat.Big Bonz」ではトラックも担当してます。
今月もキレキレ、BASEの重い声とJet Cityというか東海のラッパーらしい生々しい言葉遣いが
いいですね。今月でいうと、鷹の目トラックの「糞の上塗り feat.Loki normal person」。容赦ない
罵詈雑言の数々で、音楽シーンへの不満や怒りをぶちまけてます。ダークで不穏なトラックとの
組合せも抜群。紋切り型の文句ばかりのラッパーより全然カッコいいよ。Jet Cityに栄光あれ。
ラベル:
bandcamp,
HIPHOP,
Jet City People,
日本語ラップ
登録:
投稿 (Atom)





