2012年9月5日水曜日
Talib Kweli & Z-Trip『Attack The Block』
『Attack The Block』ってタイトル見て「イギリス映画のアレかな~」「渋谷でやってたけど見逃したな~」とか思いつつ1曲目の「Attack The Block!!!」再生したら、グライム風のビートにまさかのファスト・ラップ。「うおおおおTalib Kweli、ここへ来て新境地やんか」とか興奮してたら、グライム風の曲はその1曲だけでした!でも他の曲も当たり前にカッコいいのはさすがと唸る。Curren$yとKendrick Lamarとの曲も収録予定だったみたいですが、流れた模様。面白そうな組合せだったので残念。
2012年9月3日月曜日
最強のふたり(Intouchables)
実話を元にした、全く相入れないはずの2人が心を通わせていくストーリー。映画では富豪の白人と貧困層の黒人という組み合わせになってますが、実際には黒人ではなくアラブ人だったみたい(プロダクションノートの最後に写真も載ってます)。
実話ベースとはいえ、『パリ20区、僕たちのクラス』や『預言者』を観てしまった後では、両者があっさり打ちとける展開にあまりリアリティを感じられず…。また登場人物の人種を変更した点には、製作側のストーリーを単純化しよう(当然、画的にも)という意図が垣間見えてどうにもモヤモヤ。
なかなか前評判が高かったので期待してたのですが、いまいち乗りきれないまま終了。フランス本国では相当ヒットしたみたいですが、どういう評価だったんだろうか。気になる。
あと個人的に、黒人の青年がクール&ザ・ギャングやアース・ウインド&ファイアーみたいなファンク好きっていう設定にものすごい引っかかった。いや、そこはラップ・フランセで。
2012年9月2日日曜日
LV『SEBENZA』
ロンドンの3人組ユニット、LVの2nd(1stは未聴)。新宿のタワレコで見かけて気になったものの、試聴が出来ず。買うかどうか迷ったんですが、リリースがHyperdubからだったのとライナーがDISC SHOP ZEROの飯島さんだったのが決め手で購入。バッチリでした。Hyperdub最高。
ダークなエレクトロ+ダブステップ+アフロビートな闇鍋トラックに、LVのメンバー1人の祖国である南アフリカのMC達がフィーチャーされてます。こいつらがとにかくカッコいい!訛りのある英語(+南アフリカの他の公用語?)や、USやUKとは違った独特の粘り気のあるフロウが強烈で耳に残ります。日本のMCもこんな風にフィーチャーされれば面白いと思うんですが、やっぱり英語じゃないと難しいか。

ダークなエレクトロ+ダブステップ+アフロビートな闇鍋トラックに、LVのメンバー1人の祖国である南アフリカのMC達がフィーチャーされてます。こいつらがとにかくカッコいい!訛りのある英語(+南アフリカの他の公用語?)や、USやUKとは違った独特の粘り気のあるフロウが強烈で耳に残ります。日本のMCもこんな風にフィーチャーされれば面白いと思うんですが、やっぱり英語じゃないと難しいか。

2012年8月29日水曜日
Drugstore Cowboy
シネマトゥデイ:『ドラッグストア・カウボーイ』の原作者ジェームズ・フォーグルが獄死
70歳を超えて刑務所に入っていたというのも驚きですが、犯した罪が「強盗」だったというのもまた凄いというか、救いようがないというか・・・。記事に出てくる地元警察の「彼は薬局強盗しか生きていくすべを知らないだろう」という証言が、劇中のどうしようもないジャンキー達の姿と重なって痛々しい。
1989年の映画ですが、鮮やかな薬局強盗の手口やドラッグによるバッドトリップを表現した映像は、今観てもスタイリッシュでカッコいい。むしろ『トレインスポッティング』(1996年)の方が、今では古臭く感じるような。ガス・ヴァン・サントの映画の中でも、ベストの1つではないでしょうか。
あと何と言っても、ジャンキーの神父役で出演のウィリアム・バロウズ。「(メタドンを使ったリハビリ治療は)ついついノルマを果たし過ぎていかん」「ヤクがあふれすぎて皆がヤク中に見える」etc、台詞がいちいち秀逸。マット・ディロンからバロウズへ「あんたは哲学者になるべきだったよ」と言うシーンは洒落てましたね。
2012年8月26日日曜日
A History of Violence
田舎でダイナーを経営し、家族と仲睦まじく暮らすトム。そのトムが過去に背負った業がある事件をきっかけに暴かれていき、周囲の環境を激変させていく。
この作品を監督したクローネンバーグの発言(町山智浩さんのブログより)によると、製作・公開時の「アメリカの現状と無縁ではない」(公開は2005年・ブッシュ政権下)という。
確かに暴力が暴力を生む様は、正に9.11~アフガン~イラクへと突き進んだ当時のアメリカの姿そのまま。また劇中でトムの息子ジャックが、ギークであるにも関わらず学校内で暴力事件を起こし停学を受けるのは、誰しもがこの連鎖に巻き込まれる可能性を示唆しているように見える。
現在と過去、2つの顔を持つ複雑な男を演じ切ったヴィゴ・モーテンセンが素晴らしい。『ロード・オブ・ザ・リング』でのアラゴルン役を演じた人とは全く別人のよう。クローネンバーグの静かで穏やかな中に、冷酷さを持った映像・演出も抜群。
2012年8月23日木曜日
Japandroids - The House That Heaven Built
Japandroidsの2nd『Celebration Rock』(まだ買えてない・・・)からのビデオ。No Age、The Men、Titus Andronicusなんかに通じるような衝動性。The Sonicsからのアメリカの伝統芸能、R&Rの進化系、考える前に飛んでる。暑苦しいと思う人も多いと思うけど、でもそこが良い。ベッドルームに閉じこもってるようなインディ・ロックよりも、こういう直球なバンドの方がよっぽど健全でカッコいい。Animal CollectiveやAriel Pinkみたいなバンドは、もう十分っす。
2012年8月21日火曜日
MC漢 & DJ琥珀『MURDARATION』
新レーベル「鎖グループ」からリリースのMIX CD。「実質2ndアルバム」と言いつつも、半分近くはインスト・フリースタイル・既発曲。ただそんな中でも、ILL-BOSSTINOやMETEORとの曰くつきのフリースタイルや、cro-magnonと共演した際のLIVE音源(MCが素晴らしい)はファンなら必聴かと。
新曲は、非合法なトピックをスキルとユーモアで抜群のエンターテイメントに仕上げる、いつもの漢のスタイル。全体はシンプルかつスモーキーなビートで統一。MSC『新宿 STREET LIFE』から6年、1stソロ『導~みちしるべ~』からは7年。収録内容に多少不満はありつつも、久々に漢のラップをこうやってまとまった形で聞けるのは嬉しい。何だかんだでやっぱりカッコいいし、何より聞いてて気持ちいい。
新曲は、非合法なトピックをスキルとユーモアで抜群のエンターテイメントに仕上げる、いつもの漢のスタイル。全体はシンプルかつスモーキーなビートで統一。MSC『新宿 STREET LIFE』から6年、1stソロ『導~みちしるべ~』からは7年。収録内容に多少不満はありつつも、久々に漢のラップをこうやってまとまった形で聞けるのは嬉しい。何だかんだでやっぱりカッコいいし、何より聞いてて気持ちいい。
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