最近聞いて面白かったミクステはコレ。NYはブルックリンのラッパー、Astroの新作。公式サイトのバイオグラフィを見てると、ラキムやKRS-One、RUN DMCなんかのリリックを研究していたらしく、自ら「diehard old school rap fanatic(頑固なオールド・スクール・ラップの狂信者)」と言ってますね。確かに一聴して分かる通り、トラックもラップもかなりオールド・スクールからの影響を感じる。ただどこかオールド・スクールには無い新しさも感じて、それがまた面白い。
2013年2月27日水曜日
2013年2月6日水曜日
Sasha Go Hard『Round 3』
シカゴのフィメール・ラッパー、Sasha Go Hardの新作。これまでのSasha Go Hardのミクステはどこか一本調子な感が否めなかったものの、今作はなかなかいい感じ。Diploや、同じシカゴのKatie Got Bandzを手掛けたBlock On The Trakk等によるトラックもバッチリ。1曲客演のKreayshawnもはまってます。これまた同郷のGBE周辺の音とも違った仕上がりで面白い。
2013年2月4日月曜日
Curren$y『New Jet City』
2月3日はスーパーボウルの開催日。ミクステのリリース・ラッシュあるかなと思ってたら、そうでもなかった。これと、あとはLil Bくらいか。Datpiffが「ハーフタイムにBeyonceを聞く気にならないんなら、Spittaの新作を聞け」ってツイートしてたのは笑った。Jetlifeからの客演はYoung RoddyとTrademarkの2曲だけで、Rick RossやFrench Montanaなど他からのゲストが結構多め。JuvenileをFeatしてるのは驚いた。Trinidad Jamesは最近みんな入れてきますね。ミクステの内容は、まあいつも通りなんだけど、やっぱりすごく気持ちいい。Curren$yのこのレイドバック感は最高。ゆらりとスモーカー気取りながら聞いてる。
2013年1月22日火曜日
Rockie Fresh『Electric Highway』
年末年始に過去の傑作的なものばかり聞いていたせいか、今年に入ってからリリースされたミクステはイマイチなモノが多く感じていた中で、これはすごく良かった。The XXをサンプルしたりと、インディ・ロックに接近したエレクトロチックなプロダクションがカッコいい。MMGっぽさも殆ど感じさせず。以前Chief KeefにTwitterで「ストリートでRockie Fresh見たことあるやつ誰かいるか?HAHAHA」みたいな感じで挑発されてましたが、いいモノ作ってれば問題なし。
2012年12月10日月曜日
Lil B『Glass Face』
2012年も既に佳境を迎えておりますが、今年もLil B‘The BasedGod’様の勢いは衰えず、ほぼ月に1本のペースでミクステをリリース。他のアーティストと比べ圧倒的な量の作品。しかも今年は過去と比べても、(言い方はアレですが)ゴミのような作品はなく、粒揃いだった印象。おそらく今年最後のリリースであろう(ひょっとしたらXmas辺りにある??)、今作もなかなかの出来。まさに“Thank You BasedGod”。
2012年11月24日土曜日
Le$『The Struggle Continues』
テキサスはBoss Hogg OutlawzからLe$の新作。プロデュースにはMr. Rogers、Stunt N Dozier、DSFなどおなじみのメンツが多め。客演がある曲は全18曲中6曲と少なめで、BHOのボス・Slim Thug兄貴も1曲だけ。それでもさすがのクオリティ、今作もスムースなファンクが炸裂してて最高です。最近はDre Dayのこの間のやつやSlim Thug兄貴の過去作をずっと繰り返し聞いてて、Hタウン症候群が止まらない…。
2012年11月21日水曜日
Clyde Carson『S.T.S.A.(Something To Speak About)』
オークランドのラッパー、Clyde Carsonの新作。プロデューサーのクレジットはないですが、音は派手さはないものの如何にもベイという感じで、調子いいっす。10曲30分超というコンパクトさも丁度いい。French Montanaの気合い入ったミクステを聞いた後だからかもしれないけど…。客演にはベイの重鎮E-40、同じくベイからIAMSU、西海岸の注目株Problem等々。夜に酒でも飲みながら聞いていたい感じ。
2012年11月17日土曜日
Action Bronson & The Alchemist『Rare Chandeliers』
Action BronsonとAlchemistのタッグによるミクステ。まずはジャケットの先行シングルのPVと同じくらいのバカさ加減が最高。Action Bronsonはこういうのホント似合うな。ミクステの内容も、Alchemistのネタ感の強いトラックとAction Bronsonのラップの組合せが鬼に金棒状態。Harry Fraudとやったりしてたけど、やっぱりこういうトラックの方が合ってますね。客演には、Schoolboy Q、Roc Marciano、Evidence、Styles P等々、豪華な布陣。前作の『Blue Chips』も傑作だったけど、こちらも負けずと素晴らしい。
2012年11月15日木曜日
Cory Mo『Country Rap Tunes 2』
Cory Moのカントリー・ラップ集、パート2。といっても、ボク自身が「カントリー・ラップ」というジャンルを理解してなかったので調べてみたら、wikiありました。「カントリー・ミュージックにヒップホップを混ぜた音楽」とのこと。そのままやんけ。該当するアーティストの例としてUGKが挙がってましたが、要するに南部の土臭いファンクなラップ・ミュージックということでしょうか。今作もその例に漏れず、ヒューストン産の粘っこいファンクが炸裂。客演ではUGKのBun B、Slim Thug、Killer Mikeといったサウスのアーティストを始め、Talib Kweliまでもが加勢。テンション上がってそのままの勢いで思わずパート1もDL。
2012年11月14日水曜日
Al-Doe『Nose Candy』
Smoke DZAのミクステに客演していたNYのラッパー、Al-Doeのミクステ。XXLには「Rising spitter」とか書かれてますね。客演にはSmoke DZAやVado、Chase N Cashe等々が参加。トラックは殆どをElemnt For Koncrete Jungle Muzikというプロデューサーが製作してますが、Harry Fraud、183rd、Lee BannonなどのSmoke DZAの作品に関係した名前もちらほらと。同じNYのStyles PやLloyd Banksを思わせるようなフロウと、オーセンティックなトラックの硬派な組み合わせがカッコいい。
2012年11月10日土曜日
DaVinci『The MOEna Lisa』
ベイエリアのラッパー、DaVinciの新作。bandcampだけじゃなく、soundcloudからもDLできます。この間リリースされたMain Attrakionzのアルバムからの先行カット「Do It For The Bay」での客演で初めて名前を知ったんですが、2年程前からコンスタントにアルバムをリリースしてた模様。プロデューサー陣もBlock Beattaz、Ammbush、Al Jieh以外は知らなかったんですが、このブログによるとベイのアツいヤツらが集まってるみたいです。客演ではMain Attrakionzがアルバムのお返しとばかりに1曲。他にFreddie Gibbsも1曲参加。時折見せる、跳ねるようなファンクネスがベイらしい。
2012年11月9日金曜日
Tha Joker『Two Weeks Notice』
前作『Why So Serious 2』から、約1年ぶりのTha Jokerの新作ミクステ。全10曲中3曲でJokerが喋ってるだけだったり、最近では定番の「Don't Like」のジャック(もう結構食傷気味…)が入っていたりしますが、他の曲はバッチリ。カッコいいす。「F.H.I.T.O.」とラストの「My Moment」のラップが、個人的には大好き。出来ればもう少しボリュームある作品で、Jokerのラップを堪能できたらなーと思います。
2012年11月6日火曜日
Doe Boy,Lex Luger & Young Chop『Boyz N Da Hood 2』
Lex LugerとYoung Chopの名がクレジットされているものの、全曲この2人がプロデュースしている訳ではなく、半数くらいの曲は他のトラックメーカーがプロデュース。「お、このビートいいな」と思ってクレジット見たらJ Greenのビートだったのはびっくりした。プロデュースもやってるのか。808 Mafiaも1曲絡んでます。客演では、GBEからSDが1曲参加。Lil Mouse君(まだ13歳らしいです…)がさらっと入ってる感じは凄いシュール(Twitterのプロフィール画像がちょっと笑える)。
2012年11月5日月曜日
Young Scooter『Voice Of The Streetz』
Brick Squadに新たに加入した、Young Scooter。新入りの顔見世ということで、ボスのGucci Mane兄貴も客演で1曲参加。もたった感じのフロウがクセになる感じ。Lil DurkやChief Keefの新曲を聞いてからこれを聞くと、GBEの連中は色々と過剰なんじゃないかという気がしてくる…。あとYoung ScooterのTwitterを見てて知ったんですが、Brick Squadのブログというものが存在してたんですね。TumblrじゃなくBloggerでやってる感じが、なんとなくこのクルーっぽい。
2012年11月4日日曜日
Dre Day『Down Here N Texaz』
Boss Hogg OutkawzからDre Dayの新作。Bandcampで買う(10$)ことも出来ますが、ここからフリーDLも出来ます。本人が両方のURLをツイートしてるんですが、USのこういう所は相変わらず良く分からん…。Slim Thug、L.E.$.、M.U.GといったBHOのメンバーや、元BHOのKilla Kyleonが客演で参加。これぞサウス・ヒューストンといった感じのスムースなファンクが最高。また、「Chop It Up」「Screwed Up」「Puple Kist」といったタイトルや、シロップなジャケからも明らかなように、スクリューが(ここでも)全面的にフィーチャーされていて、かなり気持ちいい。最近の流行に対する、スクリュー誕生の地からの意地の返答か。
2012年11月3日土曜日
Lil Pooh & Zilla『Paid In Full』
Lil Poohと、今日もEPを発表したばかりのZillaがタッグを組んだミクステ。タイトルが、Eric B. & Rakimの1stと同じなのは意識的なのか。大半の曲をBoss Hogg OutlawzのL.E.$.やDre Day辺りをプロデュースしてるStunt N Dozierが担当していますが、これがカッコいい。「Motivation」「Speed Dial」「I Ain't That Shit」が個人的にお気に入り。しかし今作にも曲の一部にスクリューを取り入れたトラックが収録されてるけども、最近こういうのを聞く頻度がめちゃくちゃ高くなった気がする…。
2012年11月2日金曜日
Flip『F.L.I.P.(Fuck Love I'm Paid)』
French Montana率いるクルー・Coke Boysのメンバー、Coke Boy Flipのミクステ。ソロとしては、これが初のミクステみたいですね。Coke Boys関連のリリースは結構好みなものが多くて、毎回チェックしてしまう。今作も凶悪でいかつく、時にメロウで最高です。Coke Boy Flipのクールな雰囲気を漂わせた、気だるいフロウがカッコいい。客演では、French MontanaやChinx Drugzといった、Coke Boysの主要メンバーがバックアップ。French Montanaの新作も楽しみ。
2012年11月1日木曜日
Curren$y『Priest Andretti』
Curren$yの新作はいつも通りにモクモクのスモーカーと言い切りたいところですが、そんな中でも所々でハイになってる、という感じ。「Motion」「Talk My Shit」ではドラムがドカドカと鳴り、「Trip To London」はNeptunesかTimbalandがプロデュースしたようなトラック。話は逸れますがこの曲、というか最近のFiendは、まるで人が変わったみたいにラップのスタイルが変化してますね。アップリフティングな「Max Julien」や「For Seasons」も調子いいっす。
2012年10月31日水曜日
Reese『Reese Vs. The World 2』
先行で公開されていた「Molly」から想像してたイメージが、良い意味で裏切られた感じ。スクリューが入ってホラーチックになっている「P.S.A.」、Pharrelによる凝ったリズムが印象的な「Dope Dealer」、クラウド・ラップ風の「4THENIGHT」、メロウでソウルフルな「Girls Around The World」等々。全12曲とミクステにしては絞った曲数ながら、バラエティに富んだ内容になってます。ちなみに「Girls~」はTwista『Reloaded』にも収録されていて、こちらが完成バージョンだそう。
2012年10月30日火曜日
Various Artists『Meet Da Plugg 5(Chi-Town Edition) Hosted By Tree』
インディで活動しているアーティストのコンピレーション『Meet Da Plugg』シリーズの第5弾。今回はシカゴのグループ「Project Mayhem(『ファイト・クラブ』に出てくるテロ計画ではない…)」のメンバー、Treeが監修。シカゴの最近リリースされた音源が集められている模様。Mikkey Halsted以外は全く知らないアーティストばかりですが、最近注目を集めてる地域だけあり、ラップもトラックも面白いのが多くて楽しい。未知の世界に足を踏み入れている感覚に、思わずワクワクする。最新のTreeのソロ音源も収録。
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