2011年10月31日月曜日

ラッパーのホモフォビア発言

先週あるラッパー(結構有名・・・)が、Twitter上でホモフォビアとも取れるツイートをしてました。
ボクはその発言を見て「あ、炎上するかも」と思ったのですが、実際はむしろ逆。そのラッパーの
取り巻きやファンが、そのツイートに同調するような事を言い出す始末でした。
ボクがそのツイートを見た時点でメンションしておくべきだったなと、今は罪悪感・・・

ただ、ラッパーがこういった差別発言をするのは、特別珍しいことではないです(残念ながら)。
かの有名なパブリック・エネミーのチャック・Dでさえ「ゲイは生物学上おかしい」みたいな発言を
してた位なので。ちょっと前だとエミネムがエルトン・ジョンを中傷したり(後で仲直りしてましたが)、
日本でも超有名なラッパーが口滑らした事とかありましたからね。

ロックやテクノの世界ではそういった発言はほぼ皆無なのに、なぜラッパーになるとこんなに多く
なるのか、随分前から不思議です。ラップの世界は基本マッチョな世界なので、そういった態度が
格好いいと思われてるのでしょうか。マジでホントに謎。

SIMI LABみたいにマイノリティの立場をレペゼンするラッパーが増えてる中で、同じマイノリティ
である同性愛者を差別するラッパーが普通にいるって、何か不健康な感じがします。
HAIIRO DE ROSSIあたりが、シーンの内部からこの辺を糾弾してくれると一番良いのですが。