3月10日の反原発デモの後、A-THUG & DJ SPACEKIDの『FREEZ CITY』(これも良かった)を買おうと新宿のユニオンに立ち寄ったら、これが商品棚の一番上に置いてあった。「北関東スキルズ」という名前は何度も耳にしたことがあったものの音は聞いたことがなく、1200円強という値段が決め手となって購入。そして家で聞いて、ぶっ飛んだ。ネオ東海の他にも、地方にこんなとんでもないヤツらがいたのかと。
想起したのは、El-PなんかのNYアンダーグラウンド界隈。日本語ラップは日本の音楽の中でアンダーグラウンドな存在だと思うけど、その中でもアンダーグラウンドというか。ラップもトラックも、それが発する雰囲気がとにかく不穏で危険。SWAG(もはや死語か)なんて言葉が遥か遠くに感じられる程、ILLでDOPEでSICK。WENODの商品説明を読む限り、1~3は未発表音源中心で、今回は全曲新曲みたいで。こうなると2011年にリリースされたアルバムも俄然気になる。今は金欠で買えないけど、余裕ができたら買ってみよう。