2012年12月31日月曜日
ONE-LAW『Misty The Sound Crack』
SEXORCISTでありCracks Brothersであり鎖GROUPでありRGFであるONE-LAWの1stアルバム。マスタリングはINNERSCIENCE先生。Black Smokerライクのモクモクな音を想像していましたが、もっとシンプルで抜けのいいブレイクビーツが多め。本人がどれだけ意識していたのかは分からないけど、クラウド・ラップを思わせるような浮遊感のあるトラックも幾つか収録。全編通して、とにかく聞いてて気持ちいい。
2012年12月30日日曜日
soakubeats『Never Pay 4 Music』
ここしばらく流行しているTRAPや、Lex Luger、Young Chop辺りのトラックメーカーに影響を受けたと思われる凶悪なトラックが、イリシット・ツボイ氏のMIXによってさらに極悪に。客演しているラッパーもトラックに負けず劣らず悪い。OMSB、Maria、Charry Brownも完全なギャングスタ・モード。ECDに至っては「将来の夢は犯罪者」とラップしている。日本のGRIMEの第一人者であるDEKISHIもキレキレのファスト・ラップを披露。ヤクザなサンタから届いたクリスマス・プレゼント。
2012年12月19日水曜日
サイプレス上野とロベルト吉野 - ヨコハマシカ feat.OZROSAURUS
12/15に池袋bedで開催されたイベント「チェックユアマイク」でサ上とロ吉のライブを初めて見たけど、率直にめちゃくちゃ楽しかった。サ上のラップスキルもばっちりだったし、ライブ終了後にB-BOYポーズして客に記念撮影させてあげるようなサービス精神が何より最高だった。イベント自体(サ上が主催の内の1人)も、PUNPEEがJUKEかけまくったり、RUMIタソが復活ライブやったり内容盛りだくさんで、とても良かった。次回が早くも楽しみ。
そんなサ上とロ吉の新曲。横浜のキング、OZROSAURUSをフィーチャリング。地元は同じながら、これまでありそうで無かった組み合わせなので新鮮。YouTubeのコメントでサ上がMACCHOに喰われてる、みたいなのがあるけど、Amebreakのインタビュー読むとそれすらも想定済みだったみたい。横浜(というか単純に自分達の地元、か)をレペゼンするPVもいい(このビデオに対してTwitterでわけわかんない批評を読んだけど、あれは何だったんだろう…)。自分の地元にもこんな曲があったら、こんなラッパーがいたら、と思わせる1曲。
ラベル:
OZROSAURUS,
サイプレス上野とロベルト吉野,
日本語ラップ
2012年12月12日水曜日
16FLIP『Smokytown Callin』
Down North Camp所属のDJ/トラックメーカー、16FLIPの1stアルバム。ラッパーの客演は無し。なんか最近、こういうビートテープばかり聞いてる気がする…。タイトル通り、MONJUやISSUGIの作品で聞けるようなモクモクのスモーキーで、夜の匂いを感じさせるビートが満載。個人的に16FLIPの低音の出し方とドラムの音はかなりツボ。「Open The Gate」は、このMIX CDに収録されてた曲のインストver.ですかね。夜の街を歩きながら聞くと、かなりハマる1枚。
2012年12月11日火曜日
BIOLLANTEZ『BATTLE OF KITAOSAKA』
フリーEPをリリースしたばかりの、DJ ENDRUNとSH BEATSからなるBIOLLANTEZのフル・アルバム。意外なところで5lackからシャウトアウトもらってますが、どこで知り合ったのだろう…。EPと同じくアルバムもラッパーがFeatされた曲のない、完全なビートテープ。プロダクションもEPと同じくサンプリングメインで、ちょっとサイケがかったマッドな仕上がりが最高。日本語のフレーズのサンプルを要所要所で上手く使ってるのも面白い。曲数は37曲と多いものの、1曲1曲が短いのでさくっと聞けます。是非ともライブを見てみたいのですが、何とか東京に来ないもんだろか。
2012年12月10日月曜日
Lil B『Glass Face』
2012年も既に佳境を迎えておりますが、今年もLil B‘The BasedGod’様の勢いは衰えず、ほぼ月に1本のペースでミクステをリリース。他のアーティストと比べ圧倒的な量の作品。しかも今年は過去と比べても、(言い方はアレですが)ゴミのような作品はなく、粒揃いだった印象。おそらく今年最後のリリースであろう(ひょっとしたらXmas辺りにある??)、今作もなかなかの出来。まさに“Thank You BasedGod”。
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