2011年11月18日金曜日

Atlas Sound - Parallax





















Deerhunterから、ブラッドフォード・コックスのソロ・プロジェクトの3枚目。ジャケのリーゼントと
ビンテージ・マイクの組み合わせが痺れる・・・!

前作の『Logos』から比べると、打ち込みを使った曲やノイジーな曲がなくなって、静謐だけど
甘美でサイケな雰囲気。言葉の引き出しが少ないので上手く表現できませんが、とにかく美しい。
メロディは相変わらず60年代のオールディーズな感じでシンプルだけど、いい曲が揃ってます。
Deerhunterの『Halcyon Digest』もメチャクチャ格好良かったし、今のブラッドフォード・コックスは
絶好調みたいですね。

話は逸れますが、同郷のBlack Lipsも60年代のガレージを踏襲してるのが、個人的にはすごく
面白いと思ってます。アメリカではこういう風に、昔の音楽が絶える事無く次の世代に引き継が
れてるのかなーと思ったり。そんで、そういう土壌が今のUSインディの豊富さを裏打ちしている
のかなと。この辺、誰かプロのライターさんまとめてください(土下座)。